弾く予定はまずないでしょうが、
最近、コントラバスの練習に使っている曲があります。
その曲、ちょっと日本語訳が難しいのですが、
19世紀イタリアのコントラバス奏者で作曲家のドメニコ・ドラゴネッティが書きました
The Famous Solo(直訳したら「有名なソロ」?)
という曲。
どなたか、曲名でいい訳がありませんかねえ?
コントラバスのソロの曲、案外音域が高いために、どうしてもハイポジションを使用して弾くことが多いのですが、
最近、私自身がそのことから避けているような感触が。
年齢を重ねるごとに、自分自身の音の趣向が段々と低くなってきたような気がします。
なので、自宅でいろいろと練習をしていると、あまり高い音を出す練習を避けていることが多くなりました。
そして、低音の魅力をしっかりと出したい、そんな気持ちで練習をするように。
勿論、多少はハイポジションの練習をしますけれども、割合は昔に比べて明らかに下がりました。
そんな気分の中で、ドラゴネッティの作品に出会うことに。
私が購入した楽譜についての詳細なデータがありますので、それを貼り付けておきます(ただし、英語ですけれども)。
こちらのサイトでは、なんとYouTubeによる演奏動画も見られます。
そうそう、なんでこの作品が気に入ったかですが、
ピアノ伴奏版だけでなく、弦楽四重奏版による楽譜がヘンレ社から出版されたからです。
かなり精度の高い楽譜なので、これは入手して、いろいろと勉強してみたいと思った次第。
ただねえ、この曲、案外弾きにくいところも。
地味に難しいのですが、
弾いていて練習には十分な効能がありそう。
演奏頻度は極めて低い曲ですが、案外コントラバスらしい音の印象があるかなあ?
もうちょっと、練習メニューに使う予定です。