コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

カプースチンとコントラバス

ここのところ、にわかに注目を浴びている作曲家といえば、

ニコライ・カプースチンのことでしょう。

ja.wikipedia.org

 

2年前に亡くなられた方ですが、

クラシックとジャズが融合した作風のため、特にピアノ曲が盛んに取り上げられているような気がしています。

そのこともあり人気が高まってきているのでしょうが、

カプースチンウクライナ出身ということもあって、ここのところの注目というのは、なんとも皮肉なことではあります。

 

実は、彼の作品の中に、コントラバス協奏曲があります。

作曲した時期は1996年。

楽譜の入手ですが、ピアノ伴奏版なら入手は容易だそうです。

 

じゃあ、私はその作品を演奏するのかって?

う~ん、ないと思いますねえ。

オーケストラと共演する可能性はまずないでしょうし、

そもそも、オーケストラと演奏する場合の楽譜の問題が大きいですし、

コストもかかる話。

ピアノ伴奏では演奏はすぐに出来るのでしょうが、

今の私には、あまり興味が沸かないことです。

 

じゃあ、今の私なら、どんな作品が演奏したくなるのかなあ?

2008年に日本初演された「11人の奏者による協奏曲」は楽譜が出版されていますから、

これは演奏したくなりますねえ。

www.hmv.co.jp

 

他にも、アルト・サックス、ヴィオラコントラバス、ピアノという編成で

組曲」と「”スウィート・ジョージア”の主題による変奏曲」というのがあるそうです。

「”スウィート・ジョージア”の主題による変奏曲」の演奏動画が見つかりましたので、

参考までに貼り付けておきます。

youtu.be

 

そして、今の私が一番弾きたい作品なのが「六重奏曲」というもの。

フルート、オーボエヴィオラコントラバス、ピアノにドラムスという編成。

日本初演の際の演奏動画が公開されていましたので、それを貼り付けておきます。

youtu.be

 

さあ、あとはどうやって楽譜入手するかです。

大きな問題だ!