ここのところ、にわかに注目を浴びている作曲家といえば、
ニコライ・カプースチンのことでしょう。
2年前に亡くなられた方ですが、
クラシックとジャズが融合した作風のため、特にピアノ曲が盛んに取り上げられているような気がしています。
そのこともあり人気が高まってきているのでしょうが、
カプースチンがウクライナ出身ということもあって、ここのところの注目というのは、なんとも皮肉なことではあります。
実は、彼の作品の中に、コントラバス協奏曲があります。
作曲した時期は1996年。
楽譜の入手ですが、ピアノ伴奏版なら入手は容易だそうです。
じゃあ、私はその作品を演奏するのかって?
う~ん、ないと思いますねえ。
オーケストラと共演する可能性はまずないでしょうし、
そもそも、オーケストラと演奏する場合の楽譜の問題が大きいですし、
コストもかかる話。
ピアノ伴奏では演奏はすぐに出来るのでしょうが、
今の私には、あまり興味が沸かないことです。
じゃあ、今の私なら、どんな作品が演奏したくなるのかなあ?
2008年に日本初演された「11人の奏者による協奏曲」は楽譜が出版されていますから、
これは演奏したくなりますねえ。
他にも、アルト・サックス、ヴィオラ、コントラバス、ピアノという編成で
「組曲」と「”スウィート・ジョージア”の主題による変奏曲」というのがあるそうです。
「”スウィート・ジョージア”の主題による変奏曲」の演奏動画が見つかりましたので、
参考までに貼り付けておきます。
そして、今の私が一番弾きたい作品なのが「六重奏曲」というもの。
フルート、オーボエ、ヴィオラ、コントラバス、ピアノにドラムスという編成。
日本初演の際の演奏動画が公開されていましたので、それを貼り付けておきます。
さあ、あとはどうやって楽譜入手するかです。
大きな問題だ!