本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。
来月に公演を控えていますから、練習も追い込みモード。
みなさん、意欲的に練習されている様子、嬉しい限りです。
今日の練習、一つ大きなテーマを追求しました。
拍の頭に八分休符があって、その拍の裏から音を弾くということの意味。
メンバーの多くの方が、この休符をほぼ意識しないで弾いている様子。
なので、どうしても拍の裏にある音符が実際のタイミングよりも早く弾いてしまうという問題が多発。
ここで、私はあらゆる方策を使って、このタイミングを整える作業を、今日の練習では追求したつもりです。
そうそう、みなさんは音符ばかりに気がいってしまって、案外休符の持つ意味合いを見ていないことが多いのですねえ。
その方策とは?
その瞬間に指揮を見る、あるいはなんとなくアンテナを張る、
八分休符で息を吸って、音を出す時に吐き出す、
挙句の果ては「そこでウンって言う!」みたいな覚え方まで!
さすがに、演奏中に「ウン」なんて言うことは出来ませんが、
これ、管楽器とか声楽とかだったら、極めてわかりやすいことなんですけれども、
ギターという撥弦楽器は、このアウフタクトの感覚を掴むのが難しい楽器なのかなあ?
苦労しましたけれども、今日は案外実りが多かったかも?
ただ、残りの練習回数はもう2回!
メンバーのみなさん、出来たことは忘れないでくださいね。