今日の私のスケジュールはダブルスケジュール。
午前中は自宅でコントラバスレッスン、
午後からは移動して、とあるギターアンサンブルの練習、指揮者業務でした。
ただ、コントラバスレッスンの前に、ちょっとコントラバスを練習していた私。
その時、私はある曲を弾いていました。
その曲、先日放送していたドラマ「リバーサルオーケストラ」で扱われた
エルガーの「愛の挨拶」でした。
その時の記事がこちら。
あの放送で演奏解釈が変わってしまった私、
レッスンの前に自分自身のコントラバスで演奏解釈を確認、
それを記憶して、今日のとあるギターアンサンブルの練習で実践をすることに。
ただ、前回の練習での演奏解釈から大幅な変更を求めることに、
内心では「メンバーのみなさんに混乱を与えないかなあ」といった不安があったのですけれども、
別の自分自身には「いいと思ったことは、勇気を持って実践してみよう」という気持ちもあったので、
ここは思い切った解釈変更をしてみました。
結果は大正解。
テンポはややゆったりめ、そしてテンポの揺れを付け加え、
音の情感やフレーズの作り方もたっぷりとすることに。
私の思いが伝わったのか、メンバーのみなさんは受け入れてくださった様子でした。
というのも、こちらのギターアンサンブル、この曲を定期演奏会の度に演奏していた、
いわば、楽団の名刺代わりの曲だったのでした。
ただ、私はこちらのギターアンサンブルでこの曲を指揮したことは、過去に1度だけ。
その時の演奏内容なんて、記憶に残っていなかった私でした。
今日の私の練習内容に、古参の楽団員から反発が出てしまわないかとの心配もあったのですけれども、
その様子がないことに安堵した私でした。
同じことの繰り返しはいけませんね。
同じ曲でも、演奏内容の変化は必要。
でないと、演奏内容のマンネリはお客様に敬遠されるでしょうし、
同じ曲でも、新しい息吹が感じられることによって、新たな発見が生まれるかもしれないからです。
ということで、私は今後もいろんな変革を求めて活動していくような気がします。