2022年がメモリアルイヤーの作曲家たちを追いかけるシリーズの2回目、
今回はヨアヒム・ラフ(1822-1882)
さあ、誰のことだということですが、
一応、彼のデータをWikipediaで貼り付けておきます。
彼のことは、ほぼ「カヴァティーナ」の作品名でしか認知されていないのが現状ですね。
正確には、ヴァイオリンとピアノのための6つの小品 Op.85 の3曲目がカヴァティーナ。
私もピアニストとして、一体何回弾いたことでしょうか。
不思議とコントラバスでは弾いたことがありません。
ところで、実は私は過去にラフの他の作品をピアニストとして2曲弾いています。
チェロ協奏曲第1番の第1楽章とチェロ・ソナタの第1楽章、この2曲。
どちらの曲も楽譜を頂くまでは全然知らなかった曲。
しかも、録音がなかなか見つからなくて、曲のイメージを掴むのに楽譜とにらめっこする時間が長かったのでした。
それに、特にチェロ・ソナタはピアノの技巧も相当難しくて、苦労した記憶があります。
そんなにも知名度の低い、そして楽譜の入手も困難な曲を、よく弾いたものだと我ながらにして思うのですが、
今年のような節目だと、案外「カヴァティーナだけじゃないんだぞ」みたいに、他の作品も取り上げられてもいいように思うのですが。
ちなみに、チェロ協奏曲第1番は、演奏動画が見つかりました。
なお、チェロ・ソナタの演奏動画は見つかっていますが、恐らく著作権の問題があると思われましたので、貼り付けは遠慮しました。