毎年のように、クラシック音楽界ではメモリアルイヤーの作曲家をコンサートプログラムに入れる傾向は強いです。
私も、メモリアルイヤーに関わる作曲家の演奏には、やっぱり注目してしまいがち。
今年もいろんな作曲家たちがいますけれども、
今回は私が気になっている作曲家を2人だけに絞って語ります。
今日は、ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者のセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)です。
メモリアルイヤーでなくても、彼の作品の人気の高さは云うまでもないことです。
今年は確実に彼の作品が多く演奏されることは間違いないでしょう。
私もそのブームにあやかりたく、
ここでは私が過去に演奏したことのある作品について、それぞれの思いを語ります。
この作品がとにかく有名でしょうね。
映画にも使われたり、フィギュアスケートにも使われたり、
とにかく素敵でかっこよくて、ロマンティックであり、甘い調べにうっとりしてしまうのです。
私も過去にオーケストラで弾いたことはありましたけれども、
何度でも弾いてみたいと思う曲。
さあ、今年は演奏する機会があるのかなあ?
これも素敵な曲。
私はこの曲の第1楽章だけ、ピアニストとして演奏したことがありました。
とにかく無茶苦茶に難しかったのですけれども、
本当に素晴らしい曲ですから、もっとたくさん練習していたくなった曲。
ただ、こんなことを思われそう。
「コントラバスでは弾かないのですか?」
私の答え「やっぱり、チェロで弾いた方がいいですからね」
ということで、今のところ、コントラバス版での演奏予定はありません。
・ヴォカリーズ
この曲、本当に涙が溢れそうなくらい、切なく悲しい音楽で、
あまりの美しさ故か、いろんな楽器による演奏が見られますが、
不思議とオリジナルのソプラノ独唱のヴォカリーズは、それほど多く聞かれることがないような?
そこで、ソプラノ独唱によるヴォカリーズの演奏動画を貼り付けておきます。
私はコントラバスでもピアノでもこの曲を弾いてきましたが、
その場合はホ短調での演奏でした。
原調は嬰ハ短調。
今度はこの調性で演奏体験を持ちたいかなあ?
他にも素敵な曲はたくさんありますから、
どんな曲でも演奏したくなりますね。
さあ、今年はラフマニノフの演奏体験を持つことはあるのでしょうか?