コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル

昨日、NHKスペシャルを見ました。

番組概要は以下のサイトでご覧ください。

www.nhk.jp

 

普段耳にする沖縄サウンド、その背景を知ることをしてこなかった私。

いや、普段の音楽活動において、沖縄が占める割合はほぼ皆無なのですから、

これは仕方がないのですが、

この番組を視聴して、歴史的な背景、経済的苦境、などなどを知ることが出来たことは、大きな収穫でした。

出演したアーティストたちが、オブラートに包まず、本音で語ってくれた内容は、なかなか刺激的なものだったのです。

 

昔、沖縄に住もうかなあと思ったことがありました。

以前勤務していた学校で沖縄音楽を授業で取り扱ったことがあったこと、

修学旅行の引率で沖縄に感動したこと、

恩納村三線の体験学習に参加して、楽しく弾いた記憶があり、

プライベートでも一人旅をしたこともあり、

そんな経験から、移住してみようかなあと思ったことがしばしば。

まずは勉強のため、沖縄県立芸術大学の大学院にでも進学して、

それからいろいろと仕事をしてみるかなんて、

無謀な計画を立てていたくらい。

結局、今住んでいる地域での仕事を止める覚悟がなかったので

(実際、止める理由もなかったので)

現在に至るということ。

 

さて、番組を見たら、また「沖縄に住みたい」と思ったのかどうか?

「沖縄に行きたい」という旅行願望は消えませんが、

「沖縄に住みたい」という気持ちは出ませんでした。

相当の覚悟と強い気持ちがない限り、

番組で見られたいろんな背景を知ると、

中途半端な気持ちで住んで仕事をするというものではないなあと、

クラシック音楽家としての視点から、そんな結論に至りました。

 

でも、沖縄の興味、関心はますます深まりました。

最後に沖縄を旅したのは2000年と20年以上も前のこと。

また行ってみたいなあ。