昔、よく読んでいた本のひとつに、
『音楽家訪問~ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ~』(アラン 著/杉本秀太朗 訳 岩波文庫 1980年)
がありました。
今の私には、音楽を職業としていることから、読んでいて楽しいのですが、
そうでなければ、読了するには気合が必要なほど、少々難解な言い回しが多いのも事実。
ただ、これを読んで、今でもちょっとした発見が見られて嬉しくなることも。
ヴァイオリンが弾けない私ですが、
ピアニストとしてベートーヴェンのヴァイオリンソナタを2曲だけですが弾いた経験があります。
第5番の春、そして第7番のハ短調。
凄くいい勉強になりましたし、また他の番号の作品も弾いてみたいなあと思うことも。
そして、最近はあまり取り上げられない作品に目を向けがちな私。
今の私のアンテナに引っかかったのが、第2番イ長調Op.12-2 です。
この曲を聴いていると、私はなんだか気持ちが晴れやかになって、とてもスッキリします。
ということで、弾く用事はまずないのに、自宅でピアノパートを弾いて遊んでいることもしばしば。
コントラバスで弾く?
いやいや、それは絶対にしませんよ。