今週はいろいろと役割が変わる私。
月曜日にはコントラバスレッスンをしていたかと思えば、
火曜日は非常勤講師として勤務している学校にて授業を行い、
木曜日までは学校行事でクラブの演奏を指揮していたかと思えば、
昨日はコントラバス奏者として公演に出演、コントラバス独奏をしてきました。
そして、今日から1週間はピアニスト業務がメインの活動となります。
今日から来月1日開催のとある門下生発表会のためのあわせ練習が開始。
こちらの門下生発表会でのピアニスト業務、
もうかなりの年数で出演してきましたが、
いつもながらに、ピアニストにとってはなかなか弾きごたえのある曲が並びます。
今日のあわせ練習、2つのソナタがありました。
今日のBlog記事はその中の1曲のことを書きます。
伊福部昭といえば、なんといっても映画「ゴジラ」の音楽で知られていますね。
彼のヴァイオリンソナタ、1985年作曲(71歳)というのですから、実はまだ作曲から40年にも満たないほどの新しい作品。
第1楽章のみを私は弾きますが、
実は、私はかなり昔に弾いた経験があったのでした。
土着的な調べに、やはり日本的な調べも感じられたり、
ピアノを弾いていて楽しいのですが、
それ以上に、ソリストさんとの音楽的な対話が繰り広げられる楽しさが、
このヴァイオリンソナタにあるように思います。
今日はそこを味わいたくて、あわせ練習中の私は嬉しくて仕方がなかった様子。
いわゆる、○○ソナタ(○○には楽器名が入ります)の類、
ピアニスト業務に関わる際、この曲名を弾く時のテンションは上がってしまいます。
取り組まないといけない準備が他の小品に比べると格段に多くなり、
勉強量は半端なく多くなりますが、
ソリストと伴奏者という構図ではなく、1対1の二重奏を形成する音楽作りが必要となります。
これ、大変だけれども、音楽をしていてとても好きな構図と私は感じてしまいます。
そして、今日はもう1曲、○○ソナタの類の曲を練習。
それにつきましては、明日にでも書く予定です。