コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

コントラバスで弾く、エルガーの「愛の挨拶」

以前に、こんなBlog記事を投稿していました。

hiratea.hatenablog.com

 

このことがきっかけで、この曲の演奏解釈を大幅に変更してしまった私、

今月9日に予定している以下の公演にて、この曲を演奏予定。

www.kyotanabe-musicians.org

 

ところで、悩ましい問題があるのが、どの版を使って演奏するのかということ。

以前の私、ソロチューニングを使用の際は、ニ長調(チェロでよく演奏される調性)で演奏していて、

通常のオーケストラチューニングでは、長2度低いハ長調での演奏でした。

ところが、これは業界的には、あまり使用されないものなのであります。

圧倒的にソロチューニングでの演奏ならばヴァイオリンと同じホ長調が採用されます。

例えば、以下の演奏動画のようなものです。

youtu.be

 

動画のような演奏を私は目指していないのですが(おっと、なんと大胆な問題発言!)

今回は、私がこれまで演奏してきた慣習を捨て去り、新たな版で挑戦することに。

それは私独自の演奏版として、チェロと同様のニ長調での演奏とします。

チューニングは通常のオーケストラチューニングを採用。

私がこれまでに弾いてきたものとは全然違うことに、

練習をしていて戸惑うかなあと思っていた私でしたが、

逆に新鮮な気持ちとなって、今では結構気に入っています。

 

さあ、どんな結果が公演では待っているのでしょうか?

来週月曜日のあわせ練習まで、少しワクワクしています。