以前に、こんなBlog記事を投稿していました。
このことがきっかけで、この曲の演奏解釈を大幅に変更してしまった私、
今月9日に予定している以下の公演にて、この曲を演奏予定。
ところで、悩ましい問題があるのが、どの版を使って演奏するのかということ。
以前の私、ソロチューニングを使用の際は、ニ長調(チェロでよく演奏される調性)で演奏していて、
通常のオーケストラチューニングでは、長2度低いハ長調での演奏でした。
ところが、これは業界的には、あまり使用されないものなのであります。
圧倒的にソロチューニングでの演奏ならばヴァイオリンと同じホ長調が採用されます。
例えば、以下の演奏動画のようなものです。
動画のような演奏を私は目指していないのですが(おっと、なんと大胆な問題発言!)
今回は、私がこれまで演奏してきた慣習を捨て去り、新たな版で挑戦することに。
それは私独自の演奏版として、チェロと同様のニ長調での演奏とします。
チューニングは通常のオーケストラチューニングを採用。
私がこれまでに弾いてきたものとは全然違うことに、
練習をしていて戸惑うかなあと思っていた私でしたが、
逆に新鮮な気持ちとなって、今では結構気に入っています。
さあ、どんな結果が公演では待っているのでしょうか?
来週月曜日のあわせ練習まで、少しワクワクしています。