コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ボッケリーニのチェロ協奏曲 ニ長調 G.479

たまにここで取り上げるボッケリーニ、

昔から好きな作曲家なので、どうしても語る頻度が上がってしまいます。

今日はチェロ協奏曲について。

しかも、よく取り上げられるものではなく、ニ長調 G.479 について。

いきなりですが、こんな演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

またまた、マニアックなことを、そう思われても仕方がないのですが、

昔々、水戸室内管弦楽団が立ち上げられた際の演奏が放送されて、

そこで取り上げられたボッケリーニのチェロ協奏曲 ニ長調 G.479 のことが忘れられない私。

それから、コントラバスソリストとして活動するようになってから

「この曲、コントラバスで出来ないかなあ」なんて無謀なことを考えていた時期がありました。

なんでそんなことを考えたのか?

楽譜を見ても分かりますが、チェロのソロが演奏されている時、

オーケストラのバックは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンのみ。

ということは、もしもチェロのソロをコントラバスに置き換えたら、

ソロパッセージのほとんどオクターブ低くなるので、

第1ヴァイオリンの部分をヴィオラに、

第2ヴァイオリンの部分をチェロトゥッティに、

それぞれ移動するアレンジをしたら、演奏可能なのかなあと企んだ次第。

 

勿論、弦楽オーケストラを雇わないといけないのですから、

私の経済力では土台無理な話ですし、

そんな簡単にソロが弾けるわけはないので、

(第一、チェロのパッセージ、本当に難しい!)

無謀なことを考えていた若い頃のプランはあっさりとボツ。

でもねえ、誰かこれ、弾いてくれないかなあ?

ひょっとしたら、弦楽合奏の演奏を企画しないといけない用事が入りそうなのです。

さあ、どうしよう?