たまにここで取り上げるボッケリーニ、
昔から好きな作曲家なので、どうしても語る頻度が上がってしまいます。
今日はチェロ協奏曲について。
しかも、よく取り上げられるものではなく、ニ長調 G.479 について。
いきなりですが、こんな演奏動画を貼り付けておきます。
またまた、マニアックなことを、そう思われても仕方がないのですが、
昔々、水戸室内管弦楽団が立ち上げられた際の演奏が放送されて、
そこで取り上げられたボッケリーニのチェロ協奏曲 ニ長調 G.479 のことが忘れられない私。
それから、コントラバスソリストとして活動するようになってから
「この曲、コントラバスで出来ないかなあ」なんて無謀なことを考えていた時期がありました。
なんでそんなことを考えたのか?
楽譜を見ても分かりますが、チェロのソロが演奏されている時、
オーケストラのバックは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンのみ。
ということは、もしもチェロのソロをコントラバスに置き換えたら、
ソロパッセージのほとんどオクターブ低くなるので、
第1ヴァイオリンの部分をヴィオラに、
第2ヴァイオリンの部分をチェロトゥッティに、
それぞれ移動するアレンジをしたら、演奏可能なのかなあと企んだ次第。
勿論、弦楽オーケストラを雇わないといけないのですから、
私の経済力では土台無理な話ですし、
そんな簡単にソロが弾けるわけはないので、
(第一、チェロのパッセージ、本当に難しい!)
無謀なことを考えていた若い頃のプランはあっさりとボツ。
でもねえ、誰かこれ、弾いてくれないかなあ?
ひょっとしたら、弦楽合奏の演奏を企画しないといけない用事が入りそうなのです。
さあ、どうしよう?