一昨日の公演で、私はグリエールの作品を弾きました。
こういうことがあると、どうしても彼の他の作品のことを勉強することがしばしばの私。
実は、とっても気に入った作品を見つけました。
弦楽八重奏曲 ニ長調 Op.5 という作品。
ちなみに、演奏動画は以下のものをご覧ください。
通常の弦楽八重奏の編成は、メンデルスゾーンの作品にみられるように、ヴァイオリン4,ヴィオラ2,チェロ2、というもの。
このグリエールの作品も、まさにこの楽器編成。
聴けばわかりますが、とってもわかりやすく、私は一気に好きになった曲。
こういう作品を聞くと、真っ先に思うことは
「コントラバスで演奏に加わることは可能なのかなあ」ということ。
コントラバス奏者が加わることができる弦楽八重奏曲はブルッフのものくらいなので、
他の弦楽八重奏曲だと、コントラバス奏者は蚊帳の外。
そういえば、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲、第2チェロのパートをコントラバスに置き換えた演奏ケースがいくつもあったことを記憶していますが、
結構大変なことでもありますからねえ。
果たして、グリエールの弦楽八重奏曲では可能なのかどうなのか、
楽譜を確認してみようかなあ。