コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ストラヴィンスキー

イーゴリ・ストラヴィンスキー

20世紀ロシアを代表する作曲家の一人。

彼が来年没後50周年であることを最近知りました。

生没年を調べたら、1882-1971とあります。

おっと、私が産まれた時は、まだご存命でした!

 

彼の作品、とにかく譜面から音にすることが難しい曲がたくさん!

リズムの変則度合いが半端なく複雑ですし、

変拍子にも悩みますし、

準備段階で苦労は多いものです。

比較的取り組みやすい曲も多くありますけどね。

でも、その複雑さが魅力的ともいえますけどね。

 

そんなことを承知ではありますが、

私が死ぬまでに弾きたい曲があるのです。

それが「兵士の物語」

朗読と演劇、バレエを組み合わせた舞台作品。

オーケストラはヴァイオリン、コントラバスクラリネットファゴット、トランペット、トロンボーン、打楽器の7名のみ。

でも、楽譜が複雑なので、指揮者を入れての演奏も多いです。

オーケストラが小編成なのは、ロシア革命と第1次世界大戦が影響しているとのこと。

戦争直後では、大規模なオーケストラを編成するのは大変ですからね、

小規模で小回りの利く編成の方が効果的だったのでしょう。

ちなみに、日本語訳で絵本が出版されています。

www.ehonnavi.net

なかなか、楽しい絵本ですよ。

 

私はこの曲を知ってもうすぐ30年!

一度も演奏する機会を持たないで今日まできました。

いつ死ぬのかわからないですからね、そろそろ演奏機会を考えないといけないなあ。