今年生誕200年となるブルックナー。
きっと、彼の作品がいろいろと演奏される頻度が上がるだろうと思われます。
ただ、こんな作品はどうでしょうか?
私がここのところ、いろいろと調べていますシェーンベルク(彼も生誕150年!)が主導していた「私的演奏協会」に、
ブルックナーの交響曲第7番が室内楽版で演奏されたとの記録があるのです。
これ、ややこしいことに、編曲者が楽章ごとに違うのでして、
なんと編曲者は3名もいます。
さて、どんな演奏になるのか?
実はこれしか演奏動画が見つかりませんでした。
途中で音が消えたり、途中で切れていたり、少々不備がありますが、
雰囲気を知るには十分かと思います。
この小編成の版、早速楽譜を見てみようと思ったのですけれども、
大きな障壁が待ち構えていました。
楽譜出版元のサイトを貼り付けておきます。
https://www.breitkopf.com/work/1455
そうなのです、この楽譜、レンタル譜なのです。
演奏を計画したら、楽譜を借りるという作業が必要。
あ~、これは面倒だ!
ただ、今年の4月、東京で第3楽章だけですけれども、
この版による演奏があるみたいです。
これは、行くしかないのか?
いや、待てよ、学校の仕事があったので行けないじゃないか!
残念!
追伸:この曲の室内楽版について、なかなか興味深いnoteがありました。
以下に紹介しておきます。