コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

20世紀の問題作を勉強する子どもたち

私が非常勤講師として勤務している学校、

音楽鑑賞教材は、全て私が決めています。

そりゃそうか、この学校の音楽の教員は私だけ。

指導要領で指定されている楽曲だけでなく、自分が考える音楽鑑賞教材を取り入れることもしています。

 

実は、この時期に中学2年生と高校2年生の授業で取り扱っている20世紀の問題作があります。

中学2年生はストラヴィンスキーの「春の祭典

高校2年生はジョン・ケージの「4分33秒

 

この学校に来る前までは、こんな作品を取り上げるなんて、考えたこともなかったのですけれども、

ここでは毎年取り上げさせていただいています。

だってねえ、生徒の食いつきがいいのですよ。

今日の授業は午前中に中学2年生が2クラス、午後に高校2年生が3クラス、

つまり、午前中が春の祭典、午後からがジョン・ケージだったのでした。

 

20世紀の問題作、これは歴史的に見ても学ぶ意義は大きいはずと思っています。

やっぱり、この学習は外せないです。