ふとしたことで、こんな楽器のことに関心が沸きました。
ハンガリーを中心とした地域で見られるツィンバロムという楽器。
解説は、いつものごとく、Wikipedia記事で代用。
クラシック音楽を専門に活動する私にとって、
この楽器の演奏は、コダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』に出てくるソロが真っ先に思い浮かびます。
ですが、最近のミニマル傾向にある私なので、他の作曲家の作品でツィンバロムが使われているものが気になっていました。
そこで、次の3曲をご紹介。
演奏動画を貼り付けておきます。
この曲、楽器の数が11だけ。
私が紹介するのですから、コントラバスは当然入っています。
同じストラヴィンスキーの作品なら、バレエ作品の『狐』も面白いと思いました。
バレエが入っている演奏動画を貼り付けておきます。
ところで、次は編曲作品ですけれども、演奏を聞いて「素敵だなあ」と思った曲。
ドビュッシーの「レントより遅く」に、作曲者自身による室内管弦楽版の編曲がありますが、
それにツィンバロムが使われているのでした。
こんな演奏です。
原曲のピアノでの演奏とは違い、序奏が付け加わったりと、なかなかお洒落なアレンジ。
気に入りました。
さて、演奏したいとは思うのですけれども、
私の知り合いにはツィンバロム奏者なんていないのですよ!
なので、どうすることも出来ない状態の私でした。
あ~、悲しい!