このシリーズ4回目の作曲家は日本人、芥川也寸志(1925-1989)
生誕100年にあたります。
昔、NHKで放送されていました「N響アワー」という番組で司会をしていたことをはっきりと記憶している私。
高校生だった私、この番組はよく見ていました。
私は彼の作品で、コントラバス奏者として「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」を数回演奏したことがありました。
弦楽合奏の曲、ここで紹介する演奏動画はかなり少ない人数でのもの。
もう何年も弾いていない作品、久しぶりに弾いてみたくなっている作品。
弦楽器のどのパートも弾き甲斐があり、そしてなかなか技巧的にも難しい曲。
でも、これはお客様には絶対に喜ばれる作品でしょうね。
もう1曲、何回も弾いてきた作品が「交響管弦楽のための音楽」
はっきりと覚えていることは、コントラバス奏者としては演奏していないということ!
この曲、実は第2楽章にピアノパートが存在していまして、そのピアノパートをオーケストラの中に混じって演奏したことがあるというとんでもない事実。
それも、何回弾いたか、自分でもわかっていないのです。
しかも、1回だけ、ティンパニを叩いたことがあるというのも恥ずかしい過去の記録。
なんだかプロコフィエフのような味わいもあって、それでいて日本的でもあり、楽しい作品なので、また弾いてみたいのですけれども、願わくば今度はコントラバス奏者として弾きたいかなあ?