コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

大阪に出現したクジラと二ホンウナギ

大阪に現れた魚類に関する話題を2つ。

まずは、クジラが大阪湾の淀川河口付近に現れたニュース。

www3.nhk.or.jp

 

まさか、クジラが大阪で見られるなんて、驚きです。

見に行きたいところですが、そんな暇は私にはありません。

 

もうひとつは、二ホンウナギが発見されたニュース。

www3.nhk.or.jp

 

二ホンウナギは絶滅危惧種

そんな貴重な生物が大阪市道頓堀川に?

私の勝手なイメージは「あんなに汚い川に生息できるの?」

ところが、近年では水質がよくなったのだとか。

となると、他の生き物もいそうな予感ですが、

その辺りの生態系は今後の調査に委ねられることなのでしょうか?

 

ということで、水の都大阪にまつわる、とんだ生き物の話題2つでした。

明日から働きます

世間では、とっくの昔に仕事始めを迎えているのですが、

私は今日まで冬休みを頂戴していました。

なんと年末から13連休でした。

明日から働きます。

 

ところが、明日から18日間連続で働きます。

学校勤務、レッスン業務、指揮者業務と、ずっと働いて、休みはそのあと。

明日から朝の5時30分起床。

大丈夫かなあ?

七草粥

1月7日の朝に食べるといわれるのが七草粥

www.gohansaisai.com

 

この習慣、私は全然なかったのですが、2年前から食べるようになりました。

今年の正月、ずっと食べては飲み、そしてすぐに寝てしまうと、本当にだらけてしまいましたので、

ここらで弛んだ胃腸を治してくれないとなあというタイミングで七草粥となりました。

これで、1年間無病息災となりますように。

3学期始業式はいつ?

冬休みが長い北海道を除けば、そろそろ3学期始業式を迎える時期です。

曜日や祝日の巡りによって、この日程がいつなのか、学校によって違うのです。

 

考えられる日程は今月10日(火)

前日の9日(月)が成人の日で祝日ということで、この日に始業式が多いようですね。

土曜日も授業をする私立の学校なんかは、7日(土)も考えられます。

ですが、私が非常勤講師として勤務している学校、本日6日(金)が始業式なのです。

早いねえ!

もっとも、私は出勤しませんけれども。

2023年がメモリアルイヤーの作曲家たち~中田喜直~

今年のメモリアルイヤーの作曲家、実はとても大切な人物が、この国出身者にいます。

中田義直(1923-2000)がその人。

生誕100周年となります。

ja.wikipedia.org

 

彼の作品、歌ったことがないという人は果たしているのでしょうか?

それぐらい、広く知られた歌曲を残しています。

「夏の思い出」なんて、私は合唱指揮をしたことがありましたし、

「小さい秋みつけた」は、昔々に勤務していた学校で歌唱教材として取り扱っていました。

他にも「めだかの学校」とかは子どもの頃にも歌っていたかなあ?

そうそう、「雪の降るまちを」の旋律なんか、ショパンの幻想曲によく似ているなあと思ったり。

 

現在、私は非常勤講師として勤務している学校がありますが、

コロナ禍の状況ということで、歌唱教材の取り扱いを取りやめています。

今年こそ、歌唱が授業で行えるようになったら、

彼の作品を取り扱うことは大切だなあと思っています。

それと、実は私自身が不勉強なので、

彼についての学習を深めるべきかなあと思っています。

 

昨年はメモリアルイヤーの作曲家シリーズをたくさん書きましたけれども、

今年はこれくらいかなあ?

多分、これで最終回です。

2023年がメモリアルイヤーの作曲家たち~マックス・レーガー~

私が気になっている2023年がメモリアルイヤーの作曲家、

昨日は超有名なラフマニノフを取り上げましたが、

今日はラフマニノフより知名度は落ちるものの、

数々の名作を残した作曲家でオルガン奏者で指揮者でピアニストで音楽教師でもある(これだけこなせるのも凄い!)

ドイツのマックス・レーガー(1873-1916)を取り上げます。

 

レーガーの知名度、残念ながらそれほど高くないのが残念なところ。

ただ、オルガン作品や室内楽作品など、見過ごすことのできない名作が数多くありまして、

私もいくつかは好んで聞くことがしばしば。

実は、彼の無伴奏ヴィオラ組曲はどれもとっても好きなのです。

 

コントラバス奏者である私は、どうしても次の作品が弾きたくて仕方がありません。

その作品、「叙情的アンダンテ”愛の夢”」というもの。

編成は弦楽合奏

ただ、弦楽五重奏でも演奏可能なようです。

ここでは、弦楽五重奏による演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

これは、弾いてみたいなあ。

タイトルからして素敵じゃないですか。

ちょっとしたアンコールピースにもなるしねえ。

 

ところで、実はこんな作品もあるそうです。

弦楽四重奏曲で番号なしの習作”第0番”ニ短調 WoO 2 というのがあるのだとか。

この曲の第3楽章フィナーレがオプションでコントラバス付きなのだとか。

それが聞けるCDが入手できるようです。

以下がその概略。

www.hmv.co.jp

 

こんな作品があることに驚いた私。

これを国内での演奏記録が見当たらないので、

実際に弾かれた方がおられましたら、

あるいは聞かれた方がおられましたら、

是非とも教えてほしいです。

ということで、まずはCD購入としましょうか。

ちなみに、演奏動画は違法アップロードのもの以外は見つかりませんでした。

2023年がメモリアルイヤーの作曲家たち~セルゲイ・ラフマニノフ~

毎年のように、クラシック音楽界ではメモリアルイヤーの作曲家をコンサートプログラムに入れる傾向は強いです。

私も、メモリアルイヤーに関わる作曲家の演奏には、やっぱり注目してしまいがち。

今年もいろんな作曲家たちがいますけれども、

今回は私が気になっている作曲家を2人だけに絞って語ります。

今日は、ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者のセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)です。

 

メモリアルイヤーでなくても、彼の作品の人気の高さは云うまでもないことです。

今年は確実に彼の作品が多く演奏されることは間違いないでしょう。

私もそのブームにあやかりたく、

ここでは私が過去に演奏したことのある作品について、それぞれの思いを語ります。

 

ピアノ協奏曲第2番 ハ短調

この作品がとにかく有名でしょうね。

映画にも使われたり、フィギュアスケートにも使われたり、

とにかく素敵でかっこよくて、ロマンティックであり、甘い調べにうっとりしてしまうのです。

私も過去にオーケストラで弾いたことはありましたけれども、

何度でも弾いてみたいと思う曲。

さあ、今年は演奏する機会があるのかなあ?

 

チェロソナタ ト短調

これも素敵な曲。

私はこの曲の第1楽章だけ、ピアニストとして演奏したことがありました。

とにかく無茶苦茶に難しかったのですけれども、

本当に素晴らしい曲ですから、もっとたくさん練習していたくなった曲。

ただ、こんなことを思われそう。

コントラバスでは弾かないのですか?」

私の答え「やっぱり、チェロで弾いた方がいいですからね」

ということで、今のところ、コントラバス版での演奏予定はありません。

 

・ヴォカリーズ

この曲、本当に涙が溢れそうなくらい、切なく悲しい音楽で、

あまりの美しさ故か、いろんな楽器による演奏が見られますが、

不思議とオリジナルのソプラノ独唱のヴォカリーズは、それほど多く聞かれることがないような?

そこで、ソプラノ独唱によるヴォカリーズの演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

私はコントラバスでもピアノでもこの曲を弾いてきましたが、

その場合はホ短調での演奏でした。

原調は嬰ハ短調

今度はこの調性で演奏体験を持ちたいかなあ?

 

他にも素敵な曲はたくさんありますから、

どんな曲でも演奏したくなりますね。

さあ、今年はラフマニノフの演奏体験を持つことはあるのでしょうか?

ドヴォルザークの「新世界」のラスト

昨年、テレビ東京で放送された「東急ジルベスターコンサート」

新年へのカウントダウンに使われた曲が、

ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番新世界より」第4楽章でした。

放送を見ていて、とても面白く、演奏も楽しませていただきましたが、

私にはちょっとした疑問が。

「なんで、この曲なんだろうか?」

この疑問、このTwitter記事で納得することとなったのでした。

 

楽譜にありますように、本来の意味を現在のコロナ禍の状況に置き換えての解釈は、

「なるほど!」と説得力のある選曲だったのですね。

しかも、楽譜には dim. > PPP とありますから、

「だんだんと小さく、そしてとてもとても弱く」と書かれてある音楽用語を、

「だんだんと消えていって、そして終息していく」と解釈してもいいのかなあと。

 

コロナ渦の状況となって、もうすぐ3年。

未だに終息の気配も見られない現状ですけれども、

今年こそは、コロナ収束が見られることを願って止みません。

謹賀新年!2023年元旦

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

兎年の今年、ピョンピョンと兎のように飛び跳ねるがごとく、飛躍していきたいと願っています。

どうか、本年もよろしくお願いいたします。

 

年越しはここ数年同じルーティン。

年越しそばを食べて、紅白歌合戦を見た後、東急ジルベスターコンサートを見て、

その後は近所の神社に初詣。

そして、元日の今日は極めて遅く起床して、お節料理を堪能して、

年賀状を整理して、これを書いているという状況。

恐らくは、ウィーンフィルニューイヤーコンサートを見て、また寝るのでしょうねえ。

 

こんな風に、のんびりと過ごしています。

今年もいろいろと忙しくなることが予想されますので、

この冬休み中に、コントラバスの基礎練習はしっかりとこなして、ピアノの練習も怠らないように心掛けます。

そして、非常勤講師として勤務している学校の授業準備をすることも忘れないようにしないといけません。

とはいえ、今年の冬休み、少し長めにもらいまして、

年始の仕事始めは10日からです。

よいお年をお迎えください

晦日です。

あとは新年を迎えるだけ。

迎春準備は少し残していますが、もうすぐ完了。

ところで、昨夜遅くに、こんな事故がありました。

www3.nhk.or.jp

 

この遊園地、私が住んでいる家からも近く、びっくりしました。

何より、救出されましたお客さんが無事でよかったです。

 

では、みなさま、よいお年をお迎えください。

少し宣伝します

すでに終わった演奏会、

以前ならば、演奏会が終わってしまったら、それで終了なのですが、

近年は当日の模様をネットにアップすることが多くなりました。

実は、先日開催されました京都府京田辺市でのベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」いわゆる「第九」の公演の模様が、

ほんの一部ですが、演奏動画が公開されています。

youtu.be

 

見ての通り、体育館という悪条件での演奏会でしたけれども、

取り組みの一端が垣間見れるものと思います。

50秒程度の演奏動画ですが、ご覧ください。

本日で仕事納め

本日、レッスン業務をこなして、今年の仕事は終了です。

明日から冬休みに入ります。

 

今年1年、とにかく忙しい年でした。

振り返るといろんなことがありました。

今年は2つの事柄について振り返ります。

 

ウクライナ侵攻>

この軍事侵攻に心を痛めた私、

何も出来ない自分自身にもどかしさを感じていたところ、

NPO法人京田辺楽家協会から「ウクライナ支援チャリティーコンサート」の出演オファーをいただきました。

楽家として出来ることはこれくらいしかないのですけれども、

気が付けば、この支援コンサートに3回出演することとなりました。

皮肉にも、このコンサートがコントラバスソリストとして出演した今年唯一の演奏会だったのです。

しかも、ソリスト活動は2年ぶり。

それで、肝心のウクライナ情勢、長期化の様相であり、

支援活動はまだまだ必要です。

今後も微力ながら活動が必要と感じています。

 

<音楽教育>

昨年4月から非常勤講師として勤務している学校での職務が続きました。

今年度は持ち時間も増えて、そしてクラブ指導の職務も多くなりました。

週4日勤務の間、自分の音楽をする時間は完全になくなりましたけれども、

この時間、とても多くの楽しみと学びを得たと思っています。

通勤時間がとても長いのが辛いのですけれども(なんと往復4時間!)

来年もこの楽しみと学びが継続していけることを喜んでいます。

 

勿論、音楽家としての時間も大切にこなしていますよ。

レッスン業務もコロナ禍以前の状況に増えてきましたし、

演奏活動もコントラバス奏者、指揮者、そしてピアニストとして展開していますよ。

ただねえ、年齢が重なるごとに、音楽の内容に深みが出てきたような気がしています(錯覚かもしれませんけれども)。

全ての演奏シーンに満足することはないのですけれども、

演奏内容に充実を感じることが増えてきていることも事実。

来年もそれほど多くはないであろう演奏体験も、

ちょっとでも成長の形跡が残せるように精進していきたいと思っています。

 

さあ、明日から冬休みの私。

のんびりと過ごす予定です。

この間に疲れた体を癒していく予定です。

子どもたちは確実に成長してくれました

私が非常勤講師として勤務している学校、

実は私の職務としてクラブ指導もしています。

そのクラブ、本日がアンサンブルコンテストでした。

 

部員数が非常に少ないクラブのため、

中学2年生以上の部員全員でオクテットを編成して出場しました。

 

これまでの練習、とても苦労した部分もありましたけれども、

なんとか助け合いながら、今日の本番を迎えたのでした。

 

客席で聞いていた私は思わず

「この子たち、成長したなあ」と実感。

昨年のコンテストで露呈した未熟さ、不甲斐なさは、全く見られませんでした。

それどころではなく、聞いていてとても楽しかったのでした。

勿論、ちょっとしたミスやアクシデントは見られましたし、

いろんな改善点はあったものの、

中学2年生から高校2年生までのオクテットは、

とても素敵な音楽を聞かせてくれたのでした。

 

音楽教師としての私、そりゃもう大満足。

朝から校内で練習をしている風景からすでに楽しくなっている私でしたけれども、

本番もこんなに楽しませてくれたのですから、

不満を抱くなんて考えられません。

改善点は今後の課題ですから、今日は部員たちの音楽に喜びを感じたいと思っています。

 

ということで、私は昨日からスパークリングワインを飲んでいますけれども、

今日も「部員たちの音楽に乾杯!」ということで、

結構飲んでしまいました。

ちょっと酔っぱらってこれを書いていますから、

ちゃんと書けているのかなあ?

ベートーヴェンの第九を弾いてきました

本日、京都府京田辺市にてベートーヴェンの第九の公演でした。

公演概要は以下のサイトをご覧ください。

www.dai9.org

 

京都府京田辺市は人口7万人を超える市、

私が住んでいる大阪府枚方市とは隣接していまして、

私の音楽活動、こちらでの演奏活動がこの2年ほどで増えてきました。

市の規模としてはそれほど大きくないのに、

NPO法人がプロオーケストラを抱えるという大変珍しいことが起こっています。

そちらのオーケストラの活動に私は結成当初から関わらせていただいていますが、

まさか、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」を演奏するとは驚きました。

 

演奏者は昨日から大きな困難を抱えることとなりました。

それは、体育館で演奏するということ。

これ、とっても大変!

音響的にもデッドですし、何よりも寒い!

楽器が全然温まってくれないのですから、そりゃ鳴らないのですよ。

照明も上手く当たらなくて、譜面も見えにくいしね。

 

でも、そんな状況でも、今回の試み(京田辺市としては初めてのことだとか)

私は意義あることと思いましたし、

不便なことは多々あったものの、このような場が作れたことは大きな喜びでもあり、大変意義のある素晴らしいことだと思いました。

歌われた合唱団のみなさんにとっても、価値ある第一歩だったのではないでしょうか。

 

小さな街でも、市民社会ベートーヴェンの第九に取り組む、

私はいいことだと思っています。

そして、一過性に終わることなく、継続していくことが大切と思っています。

私も、何しろ10年ぶりの第九だったので、いろいろと不慣れなこともありましたので、リベンジが必要。

ということで、実は来年もすでに開催が決まっているとのこと。

ただし、今度はちゃんとホールで開催とのこと。

寒さの心配はありませんよ!

 

追記(2022.12.25)

公演の模様に関する記事が朝日新聞から出ました。

詳細は以下をご覧ください。

www.asahi.com

ヴァイオリンとコントラバスだけでピアソラ

随分と昔に、ピアソラの作品をヴァイオリンとコントラバスのデュオでの演奏を生で聞いたことがありました。

その時は確か2曲演奏されたのですけれども、

なんだかかっこよくて、気に入った私は、早速楽譜を探して購入しました。

 

実は、楽譜通りに演奏すると、ちょっと物足らないというか、なんかアルゼンチンタンゴの叙情性が出ないような気がしないでもないのですけれども、

少ない音の数でも、立派にカッコいいデュオが出来てしまうので、

近年では結構演奏されることが多いようです。

ということで、近い将来、私も演奏することがあるのかもしれません。

 

そこで、どんな曲なのか、気に入った演奏動画を3曲貼り付けておきます。

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

この楽譜には、上記に記した演奏動画3つの他に、あと2曲収録されています。

ですが、YouTubeで探すと、上記の3曲が出現する割合が圧倒的に多いよう。

ということで、私も新たな挑戦に取り組みましょうか。