コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ベートーヴェンの第九を弾いてきました

本日、京都府京田辺市にてベートーヴェンの第九の公演でした。

公演概要は以下のサイトをご覧ください。

www.dai9.org

 

京都府京田辺市は人口7万人を超える市、

私が住んでいる大阪府枚方市とは隣接していまして、

私の音楽活動、こちらでの演奏活動がこの2年ほどで増えてきました。

市の規模としてはそれほど大きくないのに、

NPO法人がプロオーケストラを抱えるという大変珍しいことが起こっています。

そちらのオーケストラの活動に私は結成当初から関わらせていただいていますが、

まさか、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」を演奏するとは驚きました。

 

演奏者は昨日から大きな困難を抱えることとなりました。

それは、体育館で演奏するということ。

これ、とっても大変!

音響的にもデッドですし、何よりも寒い!

楽器が全然温まってくれないのですから、そりゃ鳴らないのですよ。

照明も上手く当たらなくて、譜面も見えにくいしね。

 

でも、そんな状況でも、今回の試み(京田辺市としては初めてのことだとか)

私は意義あることと思いましたし、

不便なことは多々あったものの、このような場が作れたことは大きな喜びでもあり、大変意義のある素晴らしいことだと思いました。

歌われた合唱団のみなさんにとっても、価値ある第一歩だったのではないでしょうか。

 

小さな街でも、市民社会ベートーヴェンの第九に取り組む、

私はいいことだと思っています。

そして、一過性に終わることなく、継続していくことが大切と思っています。

私も、何しろ10年ぶりの第九だったので、いろいろと不慣れなこともありましたので、リベンジが必要。

ということで、実は来年もすでに開催が決まっているとのこと。

ただし、今度はちゃんとホールで開催とのこと。

寒さの心配はありませんよ!

 

追記(2022.12.25)

公演の模様に関する記事が朝日新聞から出ました。

詳細は以下をご覧ください。

www.asahi.com