本日、とあるギターアンサンブルの定期演奏会、
私は3部構成の最後のステージにて客演指揮者として出演してきました。
実はねえ、リハーサルの状態が芳しくない状況だったので、
「これ、アンコール止めませんか」といった衝撃の提案をしていたぐらいでしたが、
結局はアンコール曲も演奏して、
なんとか本番は終了しました。
まあ、傷は多く出ましたけれども、今日は演奏できたことそのものを喜びたいと思います。
このアンサンブル、前回の定期演奏会は2019年11月に開催。
それから、新型コロナウイルス感染拡大により活動は停止。
やがて、活動再開はするものの、緊急事態宣言が発令する度に練習は中止。
練習環境は厳しいものとなりました。
昨年10月に公演を予定していましたが、止むを得ず延期。
本日、なんとか公演にたどり着けたというのが本当のことです。
こんな状況でも、ご来場下さりましたお客様には感謝の気持ちでいっぱいですし、
こんな状況でも、音楽の灯を消さなかったギターアンサンブルのメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。
私も可能な限り、いい音楽作りをしてきたつもりです。
どのようにお客様には聞こえたのでしょうか。
改めて思いました。
音楽が出来ることは当たり前のことではないということを。
一つ一つの公演の場を、これからも大切にしていかなければならないなあと、
自らの襟を正す心境ですね。
さあ、打ち上げがありませんでしたから、
これを書いたら自宅でお酒を飲みますかねえ。