今月26日に映画音楽を扱った公演に出演予定の私。
私が好きな作曲家、ニーノ・ロータとエンニオ・モリコーネの曲が扱われるということで、
これでテンションが上がっている私。
そして、モリコーネは「ニュー・シネマ・パラダイス」が演奏の予定。
ところで、2年前の私のBlogにニーノ・ロータを取り扱った記事があります。
そうそう、彼のコントラバス協奏曲とか、九重奏曲とか、純粋なクラシック音楽を弾いてみたいなあということを書いたのでした。
おや、モリコーネは純粋なクラシック音楽を書いていないのでしょうか?
調べたら、いろいろと出てくるではありませんか。
こうなったら、コントラバスの作品はないのか、気になってきました。
そうしたら、次の作品名が見つかったのでした。
日本語訳が見当たらないので、イタリア語そのままに表記します。
Studio per contrabbasso
1989年作曲ということですが、
それに基づく演奏動画がこちら。
これはなかなかコンテンポラリーな雰囲気ですが、
幾何学的な面白さが味わえるというものでしょうか。
ちなみに、2019年改訂ではコントラバスと弦楽合奏の版があるようです。
そちらの演奏動画も貼り付けておきます。
他にも、1993年から1994年にかけて、コントラバスと弦楽合奏の編成で3曲書いています。
一連の作品、「Braevissimo」というタイトルが付いていて、
それぞれⅠ、Ⅱ、Ⅲ とナンバーが付いているのだとか。
どれもが、3分以内の短い作品。
これはなかなかの難解な現代音楽。
一応、演奏動画を貼り付けておきます。
世界中に広く知れ渡り愛されている彼の映画音楽、
でも、こんなにも別世界のクラシック音楽を書いていたとは驚きです。
たまには、こんな彼の作風も味わるのもいいかもしれませんね。
演奏は簡単ではなさそうですけれども、
ちょっと楽譜を購入して、家で練習してみようかな?