アラン・リドー(Alan Ridout 1934-1996)
イギリスの作曲家で教育者。
私は彼のコントラバス作品のひとつをこれまでに16回演奏しています。
その作品、「小さな悲しい音~ナレーションとコントラバスのためのメロドラマ~」というもの。
1974年に作曲されたこの作品、無伴奏コントラバスに語りが付いた音楽物語。
私はこの作品を語りと演奏の両方を同時にこなしたパフォーマンスをしていたのでした。
この曲を最後に弾いたのは2015年。
今度演奏する場合は、ちゃんとナレーターを用意しての演奏をしたいと思っていたのに、なかなか実現できず今日に至るという状況。
ちなみに、過去にこんな文章を書き残しています。
リドーの作品、コントラバス奏者にとっては弾いておきたいものが他にも。
それは1974年作曲のコントラバス協奏曲。
楽譜はピアノリダクションでイギリスのYorke Editionから出版されていますが、
オリジナルの弦楽合奏の伴奏はレンタル譜になるのかなあ?
ちなみに、どんな曲なのか?
これしかなかったのですが、演奏動画を貼り付けておきます。
この曲、よく見られるコントラバス協奏曲よりも音域はかなり低め。
楽器の特性を無理なく表現した興味深い作品と思いますが、
演奏時間はちょっと短いかなあ。
なので、実際に演奏を取り上げるというよりは、レッスン教材としての役割もあるような。
何はともあれ、実は楽譜を持っていないので、
楽譜購入をしておきます。