コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ハイドンの「告別」エピソードを現代社会に置き換える

ハイドン交響曲第45番「告別」は、最終楽章で演奏者が次々とステージから去っていくという演出効果があって、

勿論、曲そのものも大変素晴らしく、

私も大好きな曲。

実は、まだ演奏体験がなく、

最終楽章にあるコントラバスソロ(とても弾きにくい!)も、勿論まだ弾いたことはありません。

最近、とってもユニークな演奏内容の演奏動画を見つけましたので、貼り付けておきます。

youtu.be

 

ところで、そもそもの疑問。

なんで、演奏者が立ち去っていくのか?

本当かどうかはわかりませんが、伝えられるエピソードは以下の内容。

Wikipedia記事から引用しました。

19世紀初めにハイドンの伝記を記したゲオルク・アウグスト・グリージンガー英語版アルベルト・クリストフ・ディース英語版が伝える逸話によると、エステルハージ家の夏の離宮エステルハーザでの滞在期間が予想以上に長引いたため、大抵の楽団員がアイゼンシュタットの妻の元に帰りたがっていた。このため、ハイドンは終楽章で巧みにエステルハージ侯に楽団員の帰宅を認めるように訴えた。終楽章後半のアダージョで、演奏者は1人ずつ演奏をやめ、蝋燭の火を吹き消して交互に立ち去って行き、最後に左手に、2人の弱音器をつけたヴァイオリン奏者(ハイドン自身と、コンサートマスターアロイス・ルイジ・トマジーニ英語版)のみが取り残される。エステルハージ侯は、明らかにメッセージを汲み取り、初演の翌日に宮廷はアイゼンシュタットに戻された[3]。ただし、この逸話を裏付ける証拠は残されていない。

 

この逸話の真偽はともかく、

仮にこの逸話が事実だったとして、

このエピソードが現代社会に果たして通用するのか否か、

仮想実験をしてみます。

 

~~~~~~~~~

 

関西地方にある小さなプロオーケストラ「○○オーケストラ」

メンバーは12名。

この夏に○○島にて1週間演奏する仕事をこなしていた。

ところが、予定の1週間を過ぎても、仕事の依頼主はオーケストラを関西に返そうとはせず、さらに期間を延長して演奏するように命じていた。

○○島に滞在すること2週間、「家に帰りたい」という気持ちがオーケストラメンバーに募りだし、

不満が爆発寸前の状態。

 

オーケストラの公演に同伴していたコントラバス奏者で作曲家(彼の名前を「ひらてぃ~」と呼ぶことにしよう)が思いついた。

「ここでストライキをしてもよくない、音楽でメッセージを依頼主に届けて解決しよう」

そこで、ひらてぃ~は曲の最後にオーケストラメンバーが次々とステージを去っていく曲を作曲、

依頼主が会場にいる際に演奏したのであった。

会場にいた観客は、そのユニークな試みに大喜び。

大きな拍手をもらうこととなった。

 

さて、依頼主は果たして曲に込められたメッセージを汲み取り、

オーケストラを関西地方に返してくれるのであろうか?

演奏後、オーケストラメンバーが集められ、依頼主はこう言った。

「君たちを拘束するのは今日までにして明日には関西地方に帰ってもらう」

オーケストラメンバーは喜んだのも束の間、次に依頼主から衝撃の発言が飛び出た。

「ただし、君たちは演奏途中で退場するという職務放棄をした。これは契約違反で許されることではない。従って、ペナルティーとして君たちのギャランティーの支払いを停止する。」

 

なんと、職務放棄という罵りを受けてしまったのだ。

そして、まさかのギャランティーの支払い拒否。

オーケストラメンバーの怒りは最高潮に。

だが、事前に交わした契約書を見ると、彼らは逆らうことが出来なかった。

そこには、こんな文言が書かれてあったのだ。

「オーケストラメンバーが決められた時間に舞台にいなかった場合、一切のギャランティーの受け取りを拒否したとみなす」

 

~~~~~~~~

 

そうそう、今の社会、そんなに甘くないのですよね。

よって、ハイドンの「告別」に込められたエピソードは古き良き時代のもの。

でも、こんなユーモア、現代社会にも欲しいと思う私はダメなのかなあ?

祇園祭

本日、3年ぶりに祇園祭山鉾巡行が行われました。

www3.nhk.or.jp

 

京都の大学に8年も通っていた私ですが、

これまでに祇園祭を見に行ったことがあるのは2回か3回くらい。

コロナ禍の状況で3年ぶりの山鉾巡行となりました。

 

是非とも見に行きたかった私ですが、

ここのところの新型コロナウイルス感染者数の増加に配慮して、

自宅にてテレビ中継を見ることにします。

つまり、まだ見ていません!

ちなみに、昨日の宵山はテレビ中継で見ました。

面白かったです。

やっぱり、京都に縁があった私なので、興味深い祭りです。

1学期が終わる前に

もうじき、1学期が終わろうとしています。

この時期の学校の先生の仕事で大切なのは、成績処理。

定期考査の採点業務だけでなく、通知表を作成するに大切な成績処理が重要な業務。

 

私が非常勤講師として勤務している学校、勿論例外なく成績処理をしないといけませんが、

今年度の私、この業務が半端なく大変なのです。

実は、まだ成績データをプリントアウトして担任に提出する業務が残っていますが、

いわゆる入力作業は完了。

生徒の人数にしてその数、370名以上!

ホームルームクラスの数にして16クラス!

私がこれまでの教員歴の中でも、最も多い数字となりました。

 

この作業、慎重かつスピーディーにこなさないと、これからの業務日程に影響が出てきますから、

この時期の学校教員、案外大変なのですよ。

そして、業務の合間を縫って、クラブ指導の職務のこなしている私。

非常勤講師としての業務内容としては、なかなかのヴォリュームですが、

ここは倒れないようにしないとね。

ん?そこは大丈夫。細身でも案外タフな私です。

2番でいいじゃない!

私が好きなクラシック音楽の作品、

よく「○○第〇番」みたいな作品名で、

不思議ですが第2番のものが好きな傾向があります。

そういえば、以前のBlogにも、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第2番を取り上げたことがありました。

 

hiratea.hatenablog.com

 

ベートーヴェンの作品のタイトルにある「第2番」と銘打ったものに好きなものがたくさんあります。

そうそう、交響曲第2番なんて、かなり昔からのお気に入り。

昨年のBlogにも、そのことを書きました。

 

hiratea.hatenablog.com

 

一度だけですが、チェロソナタ第2番 Op.5-2 を、コントラバスに置き換えて弾いたことがありました。

若い頃は、ベートーヴェンチェロソナタをよくコントラバスで置き換えて弾いていましたが、

今は弾きたくないのです。

ただ、第2番だけは例外的に弾いてみたい気持ちが少しは残っています。

 

おっと、ピアノ好きなら忘れてはならない作品がありますよ。

ピアノ協奏曲第2番がそれ。

ちょっと面白い演奏動画が見つかりましたので、貼り付けておきます。

youtu.be

 

私のこれまでの演奏履歴に、残念なことにピアノ協奏曲第2番がないのです。

そりゃねえ、ピアニストは第5番「皇帝」を弾きたがるでしょうし、

他の番号の作品に触手が働くことは容易に理解できますけれども、

ハイドンモーツァルトかみたいな作風に、いやいやベートーヴェンの香りも匂いますよ、みたいな味わいがあると思っていますけれどもね。

 

昨年から、ピアノ協奏曲にアンテナが際立っている私なので、

こんなことを書いた次第。

来月には、ピアノ協奏曲の演奏会にオーケストラ奏者として出演することもあって、

しばらくはいろんなピアノ協奏曲を聞いてみようかなあ。

今日の枚方の最高気温

一応、書きます。

我が地元、大阪府枚方市の本日の最高気温、34.4℃

「なんだ、大したことないじゃないか」なんて思ってしまうのは、暑さ感覚の麻痺かもしれません。

だって、猛暑日でなくったって、とても暑いには変わりないですからね。

ちなみに、全国ランキングは第3位でした。

やっぱり、暑いところに私は住んでいるのですね。

エアコン、付けっぱなしの状態です。

今日の枚方の最高気温

今日は七夕。

私の地元、大阪府枚方市の隣にある交野市は、

七夕発祥の地として知られています。

なんたって、私が住んでいるところの近くに流れる川の名前は

「天の川」ですからね。

これ、本当のことですよ。

 

でも、こんなに暑いと、織姫と彦星は果たして出会えるのでしょうか?

「すみません、今年はあまりにも暑いので、会うことが出来ません」なんてなことにならないかと心配。

「え~、そんなこと言わないでよ、1年に1度しか会えないのに!」みたいな会話があったりなかったりとか。

 

それほど、暑い日だったのですよ。

大阪府枚方市の本日の最高気温、35.0℃、猛暑日でした。

そして全国ランキングは第7位タイ。

 

さて、願い事は?

そこは「ヒ・ミ・ツ」です。

え、別に知りたくないって?

失礼いたしました。

サン=サーンスは著作権法に違反しているのか?

ちょっとした用事があって、サン=サーンス組曲「動物の謝肉祭」を勉強中。

今日の話題は、組曲の12曲目「化石」。

youtu.be

 

この「化石」、過去の作品の引用のオンパレード。

動物が出てくる曲なのに、動物が亡くなったあとの化石を描写とは、なんだかブラックユーモアで、

ひょっとしたら、勝手に引用されたことを引用元の作者が知ってしまったら、トラブルに巻き込まれないかなあと、現在のご時世なりに心配になってしまう事案。

 

そこで、ふと考えたのでした。

サン=サーンス著作権法に違反しているのではないか?」

 

私自身が法律に詳しいことはまるでないのですが、

ちょっとばかり考察してみました。

法律に定められている作者が亡くなってからの保護期間は、

作曲されていた当時フランスで制定されていた著作権法の保護期間である50年を適用とします。

 

それでは、サン=サーンスが「化石」を作曲する際に引用された音楽を調べます。

(時々、引用元の音楽を貼り付けておきます。)

 

サン=サーンス/交響詩「死の舞踏」から「骸骨の踊り」の旋律

→作曲者自身の音楽を作曲者自らが引用していますから、

 著作権侵害には当たりません。

 

・フランス民謡「良いタバコを持っている」

→作曲された時期が18世紀とされている民謡なので、著作権保護期間に入りません。

 よって、著作権侵害には当たりません。

comptines.tv

 

・「きらきら星」

→これも18世紀から伝わる古いシャンソン

 よって、これも著作権侵害には当たりません。

 ちなみに、モーツァルトもこの曲を主題に変奏曲を作曲していますが、

 むしろ、そちらの方が著作権違反にならないか心配してしまう私。

 

・フランス民謡「月の光に」

→作曲者が17世紀に活躍したリュリ(1632-1687)という説もあり、

 18世紀からの古い民謡という説もありますが、

 いずれにしても、著作権侵害には当たりません。

youtu.be

 

・フランス民謡「シリアに旅立ちながら」

→1807年ごろの作曲、当時のフランス第2帝国の非公式の国歌だったとか。

 サン=サーンスが「動物の謝肉祭」を作曲したのが1886年ですので、

 これも著作権侵害には当たりません。

youtu.be

 

ロッシーニ/歌劇『セビリアの理髪師』よりロジーナのアリア「今の歌声は」

→さあ、これが問題です。

 ロッシーニが亡くなったのは1868年。

 著作者の没後保護期間の50年以内に入りますから、

 この段階で、著作権違反となる可能性があります。

 引用された部分はたったの4小節。

 よく「4小節以内は著作権侵害に当たらない」みたいな俗説を聞きますが、

 これは事実に反する俗説。

 そうすると、このままだとサン=サーンス著作権法違反となり、逮捕されるのか?

 

さすがに、逮捕されて刑が確定した際の罰則までは調べなかった私ですが、ここで重要なことを指摘しておきましょう。

サン=サーンスは、この一連の組曲を自身が亡くなるまでは出版しなかった、公の演奏を禁じたということ。

初演も私的に非公開で行われたということで、

このことから、実はサン=サーンス自身も

「これが世に出て広く知られてしまってはマズイ!」と思っていたのではないでしょうか?

ちなみに、サン=サーンスが亡くなったのは1921年で、

翌年の1922年には公に演奏されています。

ロッシーニの保護期間からも外れていますので、この時点での演奏や出版は法に抵触していません。

 

生前に出版も演奏も禁じていたのですから、彼が存命中に著作権侵害か否かを知る術がない状態。

ということで、結論は「サン=サーンス著作権違反とはならない」ということでよろしいでしょうか?

それにしても、人騒がせな人です。

携帯電話は欠かせないアイテム

昨日から続いている携帯電話の通信障害、

社会の広範囲で影響が出たものでした。

www3.nhk.or.jp

 

私も実はこの会社の携帯電話を所有。

自宅のWifiを利用している分には不便を感じませんでしたが、

それでも通話が出来ない、メールの受信が出来ないとかで不便が出ました。

 

現在の社会に必要不可欠となった携帯電話。

このアクシデントは、以後発生しないようにしてもらいたいですね。

なかなか、不便なことでしたのでねえ。

今日の枚方の最高気温

連日の猛暑、いや、酷暑と云ってもいいでしょう、もう異常なことです。

我が地元、大阪府枚方市の本日の最高気温、38.4℃。

www3.nhk.or.jp

 

これでも全国ランキングは23位タイ。

今日は40℃越えの観測地点は6か所も!

 

まだ7月になったばかりでこの暑さ。

いったい、今年の夏はどうなってしまうのでしょうか?

考えただけでも恐ろしい!

あ~、涼しいところに行きたい!

今日の枚方の最高気温

今日も暑かった!

我が地元、大阪府枚方市の本日の最高気温は36.4℃

全国ランキングはそれほど上位ではなかったようですが、

それでも、6月としては観測史上最も高い気温となったようです。

www3.nhk.or.jp

 

それにしても、おかしいですよ。

6月なのに、猛暑というか酷暑というか、そんな天候が続くなんて。

場所によっては40℃を超えたとか。

このままだと、今年の夏は、どこまで暑くなるのでしょうか?

まさかの梅雨明け宣言!

6月14日に梅雨入りした近畿地方

梅雨らしい天候の日はそれほど感じられることなく、

本日、梅雨明けが発表されました。

www3.nhk.or.jp

 

たったの2週間で梅雨が終わり?

驚きです。

ただねえ、この宣言、曖昧なんですよねえ。

よく読むと

「梅雨明けしたとみられる」との表現。

ニュースをよく読むと、

「このまま確定すると」みたいな表現も。

 

え、後日に訂正が入る余地を残しているのでしょうか?

「実は、梅雨はまだ続いていたのです」

みたいな騙し討ちみたいなことが起こるのでしょうか?

 

確実なことは、今はとにかく猛暑だということ。

水不足の地域もあるでしょうし、電力供給も心配ですし、

今年の夏は長い夏になりそうです。

子どものためのオーケストラ作品の定番

子どもたちのために書かれたオーケストラ作品としては定番曲なのは?

いろいろと意見が出ることでしょうが、

私はプロコフィエフの「ピーターと狼」がNo.1だと思っています。

作品の詳細なデータは、例によってWikipedia記事で紹介。

ja.wikipedia.org

 

朗読付き音楽作品、このジャンルは実に様々な脚色や演出によって、楽しく味わえる可能性は無限大です。

実は私、この作品の演奏会に出演していたのですが、

その演奏会には当時エキストラだったので、この曲の出番はなく楽屋で待機していたのでした。

その演奏、ナレーションだけでなく、いろんな役どころを子どもたちが語るというもので、セリフはなんと大阪弁というもの。

「面白そうだなあ」とは思ったものの、その当時の演奏の記憶は残念ながらない私。

 

不思議と、この作品に関わることがなかった私。

私自身も、この作品をしっかりと勉強したこともなかった私。

ところが、最近は学校で音楽教育を担う立場になったこともあり、興味が沸いてきたのでした。

そこで、こんな演奏動画を見つけたので、貼り付けておきます。

youtu.be

 

動画にある試み、私は好感を抱きました。

凄く立体的、演劇的に取り組まれたものでして、見ていて楽しいですね。

動画の取り組みが大学生のものというのも、いい取り組みに思いました。

準備は大変ですけれども、こんな公演があちこちで取り上げられると、子どもたちだけでなく、大人のみなさんも楽しい時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。

今の時代だからこそ、必要なことなのでしょうか?

 

ちなみに、コントラバスの楽譜、結構難しいのですよ。

「こんなもの、弾けないよ」みたいなことがいろいろと出てきます。

みんな、どうやって弾いているのかなあ?

ふと、弾いたことがない私は思ったのでした。

ワインガルトナーの知られざる作品

2001年11月、ある室内楽の演奏会を聞きに行っていた私。

お目当ての曲を聞いて、とても満たされた気分で前半を終了。

後半の曲は全く知らない曲だったので、期待しないでいたのでした。

まあ、寝ないようにだけはしようと思っていたのですが、

後半の曲、なんのなんの、初めて出会う曲で、とても気に入ってしまい、あの時の演奏をとてもよく記憶しています。

 

その曲の作曲者は、フェリックス・ワインガルトナーといいます。

その人物のことは、Wikipedia記事で紹介。

ja.wikipedia.org

 

クラシック音楽の愛好家ならば、間違いなく指揮者としての認識の方が強いかもしれません。

でも、作曲もちゃんとしていたのです。

そして、私が2001年に初めて聴いて感動してしまった作品は

ピアノ六重奏曲 ホ短調 Op.33 です。

全く知名度のない曲なので、YouTubeで検索してもなかなか演奏動画は見つかりませんね。

とりあえず、以下のもので参考にしてください。

youtu.be

 

コントラバス奏者である私は、コントラバスが入っている室内楽作品を集めることが、もはや日常的な作業となっていますが、

この曲のスケールの広さには、本当に感動してしまいました。

勿論、私が初めて聞いたライブでの演奏内容にも深く感銘を受けたものでしたし、

こうなると、どうしても自分でも弾いてみたくなるものです。

演奏時間は40分程度とやや長めですけれども、聞いていても退屈はしないはず。

弾いてみたいなあ。

梅雨はどこへ行ったのか?

近畿地方の梅雨入りは6月14日でした。

その後、数日は梅雨らしい天候だったのが、

なんだかここのところは晴れの日が続いています。

今日なんて、6月なのに真夏の天候。

いったい、梅雨はどこへ行ったのでしょうか?

 

いやいや、ひょっとすると、そろそろ梅雨明け宣言が出るのかもしれません。

気になるニュースを貼り付けておきます。

tenki.jp

 

これは大変な夏になりそうです。

気を付けなければいけませんね。

音程の学習

学校の音楽教育で楽典の学習というものは、正直つまらないものと思われがち。

かつては「楽譜なんて読めなくてもいいじゃないですか」と生徒に言われて、

「いや、そんなことはないですよ」と答えても

「先生の方が間違っている、音楽の授業なんてなくなってしまえばいいんだ」なんて反論されたり。

いやはや、これは極端な過去の事例でしたが。

 

現在、私が非常勤講師として勤務している学校、昨年度までは音符や休符、音名、繰り返し記号、拍子記号、この程度の内容でしたが、

今年度は音程の学習に入った学年があります。

 

音程の学習、音楽理論を深く学習するには、絶対に必要なものです。

ですが、私のこれまでのキャリアではほとんど扱ってきませんでした。

でも、ここを学ばなければ、調性や音階、和音の学習など、幅広く取り扱って学習することが出来ません。

 

音程の学習、実はまだ初歩的な内容にしています。

いきなり高度なことを取り扱っても、ついていけなかったら、生徒が苦労しますからね。

 

さあ、生徒たちはどこまで習得してくれるのでしょうか?