コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

車検の費用は高いなあ

私の愛車、

昨日、車検を出しまして、今日戻ってきました。

 

車を購入して3年、

走行距離がなかなかの長さだったので、バッテリー交換が入りまして、

総額12万円を超えてしまいました!

1回目の車検で、この金額は予想外に高かったのでした。

 

でもねえ、代車に乗っていたら「なんか、しっくりこないなあ」と不満な私。

今回の代車、軽自動車だったこともその不満要素のひとつだったのかなあ?

それだけ、今の愛車が気に入っている私なのでした。

これからもまだまだ大切に乗りますよ!

テレマンとハンブルク

先日、とあるアンサンブルの公演にエキストラ出演していた私、

そこで弾いたテレマンの「ハンブルクの潮の干満」という曲が気に入った私。

どんな曲かって?

いつものように、演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

普段、テレマンの曲を弾く機会がない私にとって、

こういったバロック音楽の新しい発見が目白押しの体験は、

難しくもあり、また楽しくもあったのでした。

 

実は、大昔、ドイツのハンブルクに2週間ホームステイで滞在したことがありました。

そんな個人的な思い出もあって、この曲の演奏は大切な思い出になったのでした。

ただ、なんとなく思った疑問。

「潮の干満」という副題なんですけれども、

たしか、ハンブルクエルベ川から上流に100㎞も登ったところにあるはず。

海なんて面していないのに、なぜ「潮の干満」なんだろうか?

 

確かな答えを私は知らないのですけれども、

以下のサイトを見たら、「干満」はあるのだなあと思った次第。

http://piqua-1.la.coocan.jp/TEL-Hamburg.html

 

サイトにある写真を眺めていたら、ハンブルクはまるで海に面した港湾都市の様相。

昔、2週間滞在した私には、そんな地理的な記憶が吹っ飛んでいたのでした。

こういった曲を演奏したのですから、

本来ならば、もう一度ハンブルクを訪ねたいものですけれども、

時間と費用がない私。

あ~、いつになることやら?

まだ年末のシーズンではありませんが

私が非常勤講師として勤務している学校、

今月は中学2年生以上の授業は再びキーボード課題をこなしてもらっています。

そのメニュー、ベートーヴェンの第九の「歓喜の歌」を弾くというもの。

しかも、今回は一人ずつきちんとテストを実施。

 

今日が中学2年生の授業の2回目。

先週の段階で各クラスの半数以上が合格していて、

今日は残りの生徒たちの頑張りに期待していましたが、

なんと、欠席者を除く全員が合格しました。

 

さあ、そうなると、クラス全員で合奏をしてみようということに。

そうそう、これが案外出来るのですよ。

有名な旋律が弾けるようになったと、嬉しさのあまりにずっと弾いていて楽しくなっている生徒を見ると、嬉しく思うものです。

 

年末によく聞かれるベートーヴェンの第九、

学年の生徒全員がこの曲の有名な旋律が弾けるなんて、素敵なことです。

まあ、音の数が少なく、耳馴染みがあることが弾きやすいポイントなんですけれどもね。

いい音楽教育のネタになりました。

恐らく、次年度以降も中学2年生の課題になるのかなあ?

いやいや、もしもコロナ収束となったら、「歓喜の歌」の部分だけでも合唱をしようかなあ?

ということで、ほんまにコロナなんか、どっか行け!

 

ちなみに、私は来月、ベートーヴェンの第九を久しぶりにコントラバス奏者としてオーケストラに参加して弾きます。

www.dai9.org

 

楽しみです。 

以下のチケットぴあのページからチケット購入が出来ます。

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2235324

へミオラ

いきなり音楽の専門用語をタイトルに書きましたが、

これ、次のWikipedia記事で詳細をどうぞ。

ja.wikipedia.org

 

一昨日の本番でも、このへミオラ、続出しました。

まあ、慣れればそんなに難しいことではありませんが、

私がこれまでに経験してきたへミオラで、一番大変だった曲があります。

 

それが、シューマンのピアノ協奏曲

だいたい、シューマンの作品はへミオラ連発です。

よくもそこまでひねくれたことを書いてくれるなあと思うかもしれませんが、

書いてあるのですから、我々はその楽譜に向き合うしかありません。

でも、この曲の第3楽章のへミオラ、本当に大変。

コントラバスで弾いていた時は、実はまだその苦労はなかったのです。

アンサンブルの難所に限って、コントラバスは休みだったからです。

なので、「うわ~、大変だなあ」なんて他人事。

 

ところが、この曲を練習だけですが指揮したことがありました。

ピアノなしのオーケストラだけで練習するにはまだしも、

ソリストとのあわせをしたら、まあなんて難しいんだ!

当時の私、練習後に落ち込んでいました。

 

ある知り合いの音楽家さんがSNSで、シューマンのピアノ協奏曲の第3楽章が難しいなんて呟いていたので、

私も思わず同調する形でBlogを書いたという次第。

だってねえ、苦労する気持ちが理解できますからね。

イネガル奏法

昨日、とある小さなアマチュアオーケストラ公演にて、エキストラ出演でした。

 

曲目はバロック時代の作品ばかり。

実は、バロック時代の音楽を演奏することを、私はそれほど日常のことではないのです。

練習に出向くと、不勉強の私には聞きなれない言葉が指揮者の先生から聞こえてきます。

「そこはイネガル奏法でお願いします。」

 

私の中では、知ったかぶりをしても仕方がないので、

イネガル奏法ということを練習の合間に、こそっと調べてみました。

Wikipedia記事からはこんなことが。

ja.wikipedia.org

 

へ~、そういう意味だったのか!

こんな専門的な用語をアマチュアのオーケストラが日常的に使うなんて、ちょっと驚きの私。

まだまだ勉強ですね。

ということで、今後はもうこの用語、忘れませんよ!

家の鍵をかけたかどうか?

昔から本当に治らない習性があります。

それは、家の鍵をかけたかどうか気になってしまうこと。

鍵をかけたはずなのに、外出してすぐに「かけ忘れていないかなあ?」と心配になって自宅に戻ってしまい、

戻って確認したら、100%鍵をかけているのです。

この習性、今の家に住んでから20年くらい、ずっとです。

これ、病気なのかなあと心配になっていたことがありましたが、

実は、病気ではなく、よくあることなのだそうです。

www3.nhk.or.jp

 

このニュースを知って、ほっと一安心。

病気でもなく、ボケてきたのでもないのでした。

まあ、今後は指差し確認でもしてから、外出することにします。

ただねえ、玄関で指差し確認している状況を通りすがりの人に見られることが恥ずかしいかもねえ?

442年ぶりのこと

本日、442年ぶりの天文ショーがありました。

皆既月食天王星食の同時発生ということ。

www3.nhk.or.jp

 

今日の私は非常勤講師として勤務している学校にいましたので、

帰宅途中、車窓からなんとなく眺めて肉眼で見物。

帰宅したら、月は赤く色づいていて、

食事の後に再び見物したら、また端から光が表れてきて、とっても幻想的でした。

 

さすがに、天王星を肉眼で確認することは不可能でしたけれども、

今日はなんだか珍しいものを見て味わった気分。

 

ちなみに、次回の皆既月食と惑星食があるのは、なんと2344年7月26日だとか。

さすがにその頃には私は死んでいます!

ボッケリーニのチェロ協奏曲 ニ長調 G.479

たまにここで取り上げるボッケリーニ、

昔から好きな作曲家なので、どうしても語る頻度が上がってしまいます。

今日はチェロ協奏曲について。

しかも、よく取り上げられるものではなく、ニ長調 G.479 について。

いきなりですが、こんな演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

またまた、マニアックなことを、そう思われても仕方がないのですが、

昔々、水戸室内管弦楽団が立ち上げられた際の演奏が放送されて、

そこで取り上げられたボッケリーニのチェロ協奏曲 ニ長調 G.479 のことが忘れられない私。

それから、コントラバスソリストとして活動するようになってから

「この曲、コントラバスで出来ないかなあ」なんて無謀なことを考えていた時期がありました。

なんでそんなことを考えたのか?

楽譜を見ても分かりますが、チェロのソロが演奏されている時、

オーケストラのバックは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンのみ。

ということは、もしもチェロのソロをコントラバスに置き換えたら、

ソロパッセージのほとんどオクターブ低くなるので、

第1ヴァイオリンの部分をヴィオラに、

第2ヴァイオリンの部分をチェロトゥッティに、

それぞれ移動するアレンジをしたら、演奏可能なのかなあと企んだ次第。

 

勿論、弦楽オーケストラを雇わないといけないのですから、

私の経済力では土台無理な話ですし、

そんな簡単にソロが弾けるわけはないので、

(第一、チェロのパッセージ、本当に難しい!)

無謀なことを考えていた若い頃のプランはあっさりとボツ。

でもねえ、誰かこれ、弾いてくれないかなあ?

ひょっとしたら、弦楽合奏の演奏を企画しないといけない用事が入りそうなのです。

さあ、どうしよう?

インフルエンザ予防接種

今日は午前中にレッスン業務をこなし、午後からスケジュールが空きました。

そこで、インフルエンザ予防接種を受けることとしました。

 

都合がいいことに、京都府八幡市にあるCostco八幡店では、インフルエンザ予防接種を実施しているとのことでしたので、

ガソリン給油のついでに出向いた次第。

 

恥ずかしながら、実はインフルエンザ予防接種を受けるのは、もういつ以来なのか?

というくらい、本当に久しぶりのこと。

そもそも、インフルエンザに罹ってしまったのは、もう30年以上も前のこと。

それ以降、全く縁のなかったものでした。

ただねえ、今年は流行が噂されていますし、

コロナのこともあって、

予防接種を受けることを決心。

 

実際にやってみると、あっという間の出来事。

思わず「え、もう終わり?」みたいな感覚。

しかも、注射をした跡には、なにも貼らないのに驚いた私。

時代は変わっているのですねえ。

 

ところで、コロナワクチンの4回目接種、いつにするのか悩んでいます。

だってねえ、また高熱が出て48時間苦しむことがわかっていますからねえ。

スケジュール調整が必要です。

交響詩を音楽鑑賞の授業で取り上げる

中学校や高等学校での音楽の授業で、鑑賞の教材として、いわゆる「交響詩」は取り上げられる頻度は極めて高いものです。

特に、中学校なら、スメタナ作曲の連作交響詩「我が祖国」から第2曲の「ブルタバ(モルダウ)」が確実に取り上げられている曲です。

 

私が非常勤講師として勤務している学校、使用教科書は教育出版のもの。

先述したスメタナの「ブルタバ(モルダウ)」は中学2年生・3年生の下巻に掲載されています。

ところが、現在の中学3年生、2020年にコロナ禍の状況ということもあって実技授業に制約があったことから、先にこの曲を中学1年生の段階で学習していたのでした。

 

どうしようかなあ、なんて思っていたら1ページだけ、別の曲が記載されていました。

それは何かというと、シベリウス作曲の交響詩フィンランディア

 

「あ~、それがあったか!」とひらめいた私。

先日、これを取り上げて授業をしました。

 

ところが、なかなか難しい問題を孕んでいたのでありました。

作品の歴史的背景を鑑みますと、フィンランドとロシアとの支配関係に深く関わることになります。

後に、歌詞が付けられて合唱用に編曲された「フィンランディア讃歌」も含めて、

この曲の学習には歴史教育の要素も不可欠となります。

 

う~ん、なかなか頭を使う学習になるなあ、

案の定、難しい顔をしてたり、睡魔との闘いとなった生徒が多数出現してしまいました。

まあ、私が一方的に喋ってワークシートに書かせていって、

ピアノを弾きながらの解説付きの鑑賞をするのではなく、

もうちょっと生徒たちに投げかけて答えさせることが必要だったかなあ?

反省点は次に改善することとします。

 

でもねえ、現在のウクライナ状況を鑑みますと、

この曲、勉強する意義はとっても深いです。

それをここで語ると、滅茶苦茶に長い文章となりますから、そのことには触れませんけれどもね。

ここはリスクある学習ですけれども、逃げないで学習するとしましょう。

祝!オリックス日本一!

昨日のことですが、

プロ野球日本シリーズは、第7戦でオリックスの26年ぶりの日本一が決まりました。

嬉しい!

 

正直、第3戦を終えた時の対戦成績を見て

「今年もダメかなあ」と思ったものですが、

その後の戦いは凄かったですね。

昨年に引き続き、凄くいい試合が多く、

とにかく見ている方は面白かった日本シリーズでした。

 

さあ、こうなったら安売りセールを探さないといけません。

やっぱり、近鉄百貨店に行くべきなのか?

 

そして、御堂筋パレードがあるではないですか!

ところが、私はこの日は仕事のために見に行けません。

残念!

プロコフィエフの五重奏曲

ある音楽家さんのTwitterによる呟きで、ふと思い出した曲がありました。

昔から、一度は弾いてみたいなあと思っていたのに、

あまりにも難しすぎて、なかなか出来る機会がないままになっていた曲。

その曲、プロコフィエフの五重奏曲 作品39 であります。

参考までに、演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

編成も歪、曲の中身もやや前衛的、演奏テクニックもなかなか大変ですし、アンサンブルを整えることも困難な曲。

これ、どうしたらいいんだろうか?

そう思うくらい、実は大変な曲。

 

ただ、ちょっとしたヒントが見つかりました。

この曲、プロコフィエフが書いたバレエ音楽「空中ぶらんこ」との関連があるとか。

詳細な説明は、以下のnoteが詳しいと思います。

note.com

 

演奏会のための作品と思い込んでいた私だったので、

まさかバレエ音楽として当初作曲されていたことに驚いた次第。

それに、劇団が用意できる演奏家がたったの5人だったというのも驚き。

バレエのための音楽、そんなイメージが入ると、演奏に幾ばくかの効能があるかもしれませんね。

そして、そのバレエ音楽の演奏動画を見つけてしまった私。

以下に貼り付けておきます。

youtu.be

 

私としては、演奏するにあたり、何らかのヒントを得た気がしています。

この曲が作曲されたのは1924年

バレエ音楽として初演されたのが1925年。

せめて、ここ数年の間には、演奏する機会があると嬉しいなあ。

レッスンで生徒が演奏するものに著作権料を支払うのか?

音楽界にとって注目の判決が、今日の午後に最高裁でありました。

www3.nhk.or.jp

 

これにより、レッスンの最中、生徒さんが演奏する場合、著作権料は発生しませんが、先生が演奏すると発生することとなります。

 

これ、どういった影響が出るのか、注視していく必要がありますが、

私のようなコントラバスレッスンの場合、著作権料を支払わないといけない教材を扱うことは、まず出てこないと思われます。

だってねえ、教則本とかオーケストラスタディーとか、そういったものが中心のレッスン。

たまに独奏曲を扱うにしても、まず著作権が存在している曲を取り扱うケースは極めて稀です。

でも、出てきた場合、私は見本演奏をすると著作権料を支払わないといけなくなりますので、

著作権が存在している作品をレッスンで取り扱う場合は気を付けないといけません。

 

でもねえ、判決が確定したから、仕方ないのですけれども、

レッスンの最中に著作権を考えないといけないというのは、

レッスンを行う側としては労力が増えてしまって大変。

これを機会に、著作権をもう一度しっかりと勉強しておかないといけないですね。

ブラタモリ「対馬」を見る

今月15日と昨日の22日、2回連続でNHKブラタモリ」を見ました。

これがなかなか面白かったのでした。

テーマは「対馬」でした。

www.nhk.jp

www.nhk.jp

 

島旅が好きな私なので、この2回はとっても楽しみにしていたもの。

この2回で対馬の地理や地学的な特徴、そして日本史のまさに最前線に位置した島ということに、興味深く見た次第。

国境の島、この視点がいろんな角度から味わえるのは、対馬ならではですね。

とても勉強になりました。

 

こうなると、行ってみたくなるものなのですけれども、

私の住む大阪からだと、なかなかの遠い島。

旅行費用はなかなか高くなります。

安く行ける方法を検討してみようかなあ?

まあ、早くても来年の夏くらいでしょうか?

音程の学習

私が非常勤講師として勤務している学校、

今月は楽典の授業を展開しています。

 

ところで、学年によってはどんどんと学習内容が高度になってきまして、

現在は音程の学習をしているところ。

1学期は幹音のみ(ピアノの白鍵盤のみ)で音程を学習。

2学期はいよいよ♯も♭も入れての学習。

 

案外、生徒たちは理解している様子。

ところが、ちょっと意地悪な問題を出したら、正答率がかなり下がりました。

その問題、「完全1度」から片方の音に♯を付けたら、答えは「増1度」。

では、片方の音に♭を付けたら?

ここで、かなりの生徒が出した誤答は「減1度」。

 

正解は「増1度」、音程に「減1度」は存在しないのです。

ただ、♭によって短2度音程が下がると思うので、このようなミスが起こります。

あくまでも、音程は2音間の幅を計算するものですから、マイナスは存在しません。

 

このひっかけ問題、説明したら、かなりの生徒が「あ~、そうか」といった声が出ます。

この誤答によって、こういったミスが防げて、学習が深まります。

 

音程の学習、やがて音階や調性、そして和音の学習と進化していきますが、

音程の理解がなければ、その後の学習は困難と考えていますので、

ここはじっくりと時間をかけての学習をしています。

つまらないと感じる生徒がほとんどでしょうけれども、

ここはしっかりと我慢です。