先日、イタリア在住の日本人コントラバス奏者がTwitterで
チマローザのオペラ「宮廷楽士長」についての記事がありました。
その記事、こんなもの。
この部分を簡単に訳すと、歌手は「コントラバスのクソ野郎!(呪われちまえ!)」と歌っています。チマローザの宮廷楽士長(Il maestro di cappella)より抜粋。 pic.twitter.com/dnwoKIcLzZ
— mitsugu - こじらせコントラバス🇮🇹 (@kojirase_bass) 2022年12月11日
これを見た私は「どんな作品なんだろう?」と興味津々。
モーツァルトよりも前に活躍したイタリアの作曲家
ドメニコ・チマローザ(Domenico Cimarosa 1749-1801)
彼はなんといってもオペラ作曲家。
彼が作曲したオペラは70曲を数えるのだとか。
詳細はWikipedia記事で紹介。
さて、オペラ「宮廷楽士長」は登場歌手はたったの一人。
バスバリトンが宮廷楽士長としてオーケストラを指導するものの、現実にはなかなか上手くいかず、悪戦苦闘の連続。
内容としてはコミカルに面白く描かれているのだとか。
では、その様子がわかる演奏動画を貼り付けておきます。
(有難いことに、英語による字幕付き)
この動画を見た私、
「これは面白いじゃない!」
と興奮冷め止まず。
さあ、いろいろと調べてしまいました。
楽譜はネット販売により、どうやら入手可能。
歌手はバスバリトンの一人だけ。
舞台はオーケストラを配置するので、オーケストラピットは必要なし。
上演時間は20分程度。
歌詞はイタリア語ですから、字幕スーパーを用意しないとねえ。
私が翻訳する能力はありませんから、そこは誰かに頼むとして。
え、ひょっとしたら、日本語による歌唱?
それは難しいかもしれませんけれども。
上手く脚色を加えれば、結構お客さんも楽しんでくれるのではないでしょうかねえ?
こんなことを考えてしまう私でしたが、
単純にコントラバス奏者として弾いてみたい欲望で、これを書きました。
どうなんでしょうかねえ?