コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ちちんぷいぷい

関西地方に住んでいる方なら、誰もが知っていたお昼の番組「ちちんぷいぷい

関西地方では「ぷいぷい」の愛称で知られていました。

長い時で平日お昼間の4時間の生放送を週5日放送。

21年半もの放送期間を経て、昨日の放送で最終回。

 

放送終了の知らせを聞いた時「え、嘘やろ」みたいな気持ちでした。

放送があるのが当たり前、

時に番組で取り上げられたお店に行けば、そこは長蛇の列。

番組に出た人がいたら「あの人、ぷいぷいに出たらしいで」と評判になったり。

番組のグッズを持っていたりしたら「どこでもらったん?いいなあ」と言われたり。

私もぷいぷいクリアファイルはもらったことがあったのでした。

 

このように生活の一部のようなテレビ番組が終わることが信じられなくて、

せめて今週は可能な限り見ようと思っていたのに、仕事の都合、録画して見ることに。

そして、只今は「ぷいぷいロス」の状態に。

 

あ~、なんでなくなるんやろう?

残念でならないのが今の心境。

またまた涙があふれてしまうなあ!

辛い!

協奏交響曲といえばモーツァルト

18世紀後半に流行した協奏交響曲

これの名曲はもうモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 の一択でしょう。

ソリスト2人の名人芸が味わえるだけでなく、オーケストラもソリストと一緒にいろいろと音楽的に絡みますから、

楽しさは多いものです。

なんたって、協奏曲と交響曲を一緒にしたようなジャンルですからね。

 

モーツァルトが苦手だという私なのに、なぜ再びモーツァルトを?

ちょっと気になることがあって、今いろいろと調べているのですよ。

というのも、編曲者不明で1808年に弦楽六重奏版で出版されているというのです。

そして、その楽譜は入手可能なのです。

どんな演奏になるのか?その楽譜を使用していると思われる演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

弦楽六重奏版で聞くこの作品もなかなか興味深くて面白いと思ったのですが、

この版の正確なタイトルは「Grande sestetto concertante」とのこと。

日本語に直訳するならば「協奏的大六重奏曲」となり、まあなんとも堅苦しい表記。

まあ、演奏会で告知するならば「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲弦楽六重奏版)」の方が伝わるかもしれません。

 

コントラバス奏者の私がどうしてこの弦楽六重奏版に興味を持ったのか?

実はこの版の第2チェロはコントラバスでも構わないのだそうです。

確かに、楽譜の表紙にはそう書かれてあります。

でも、実際はチェロで書かれたと想定される内容で、コントラバス弾くことをあまり意識されていない内容と思いました。

でも、弾いてみてどう感じるのか?見るだけではわからない風景があるかもしれませんから、原曲のスコアを見ながら、自分なりにいろいろと研究して弾いてみることに。

 

弾いてみて思ったのは「これ、面白いかもしれない」ということ。

事実、この弦楽六重奏版の演奏で第2チェロをコントラバスで弾いたというケースは日本国内でもいくつか見られました。

2チェロをチェロではなくコントラバスにした場合、音響的にはシンフォニックになり、音の広がりが見られるということかな?

ただし、音のクリアな部分は若干そぎ落とされるデメリットはあるでしょうけれども。

この曲の弦楽六重奏版の演奏計画は私にはまるでありませんから、自分自身で「モーツァルト嫌い」を克服するための練習メニューとなっていますが、

こういった勉強を重ねると、いざ原曲を弾く場合にも何らかの有効なアイデアに繋がるかもしれないですね。

なんでも勉強です。

あれから10年

みなさんご承知のとおり、

本日3月11日は、東日本大震災から10年です。

地震の規模が広範囲であったこと、

巨大な津波による被害が甚大であったこと、

そして、原発事故というとんでもない事故が発生したこと、

とにかく、私が生きてきた限り、このような大災害は他に思い当たらないのです。

 

地震発生時、私は当時非常勤講師として勤務していた学校にいました。

地震発生の翌日、東京で本番を予定していた私、

なんと本番がありましたので、車で東京に向かうも、途中から大渋滞に巻き込まれ、静岡から新幹線に乗り換えての移動。

 

しばらくしてから、私は演奏活動の中でチャリティーコンサートの出演もありました。

なんとか微力ながらもお役に立てればと思っていたのでした。

 

あれから10年。

復興は完了とはとてもいえない状況。

まだまだ続くのです。

忘れてはいけませんね。

健康診断

私学の学校に非常勤講師として出向く場合、

毎年4月には健康診断書を提出しなければなりません。

私がこれまでに勤務した学校は、永らく胸部レントゲンのみでしたが、

今回提出するのは、かなりの広範囲に及ぶことに。

これは1日仕事になるのか?

そう思った私は、本日の朝一番に病院に出向くことにしたのでした。

 

なのに、朝起きての大きな失態が。

呑気に朝ご飯を食べてしまったのでした。

きちんと白ご飯とお味噌汁、それに納豆を添えてと、ごく普通の朝ご飯。

これでは、血液検査の数値がおかしくなるではないか!

でも、そこを加味しての診断が出ることでしょう。

 

順調に診断が進んでいたと思っていましたが、

その採血でトラブルが。

針を刺しても血が出てこない。

看護師さん「あれ、なんで出てこないんだろう?」

私「まさか、血がないんかなあ?」

看護師さん「ないんかなあ?どこかにはあると思うのですけどもねえ。」

みたいなアホな会話をしてしまっていました。

左腕からは採血できなかったので、結局は右腕から採血。

 

何気に緊張したのが聴覚検査。

検査官「音が聞こえたら、このボタンをずっと押し続けてくださいね。」

とは言われたものの、私のような音楽家がもしも聴覚に以上が見つかったらどうしよう?

ドキドキしながらやってみたのですが、これがまた小さな音なんですよ。

まあ一応は聞こえたので、問題なくクリアと思っています。

 

ということで、気が付けば1時間で終了。

予想よりもはやく終えたのですが、肝心の診断書は来週水曜日以降に発行とのこと。

その際に問診があるのだとか。

さて、どんな結果が出るのでしょうか?

調和の霊感

私が指揮者業務で出向いています、とあるギターアンサンブル。

私がそこのアンサンブルの指揮者になったのが2014年夏。

これまでの4シーズンは、どちらかといえばポピュラー音楽をメインに担当しました。

今シーズンはクラシック音楽をメインに担当となります。

 

さて、バロック音楽クラシックギターのアンサンブルで取り上げるということは、非常に多いケースであります。

やっぱり、バロック音楽の楽想がクラシックギターの響きに上手く適合するからなのでしょう。

事実、現在練習している曲でも「あ~、とってもうまく合うなあ」と思えるものがあります。

そんなに違和感なく、そしてギターだから出来る新たな音楽の可能性を感じさせてくれる作品、

こうなると練習していて気持ちがいいのです。

 

その作品とは?

ヴィヴァルディが作曲した「調和の霊感」Op.3から第8番。

別のタイトルならば、2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV522

こちらの楽団さんでは、その中の第1楽章を取り上げます。

 

それにしても、演奏解釈はいくらでも存在している曲。

だって、楽譜にある情報は極めて少ないのが、この時代の音楽。

ということは、作曲当時の演奏慣習に倣って演奏するとか、

あるいは、それを踏まえての新たなスタイルを作るとか、

あるいは、もっと斬新なアイデアで演奏するとか、

実にいろんなことが考えられます。

そこで、私が考える今回のヴィヴァルディ、

ギターという楽器の特徴を最大限に生かしつつ、新しい響きを模索するというもの。

あまり「こうあるべき」みたいな従来型の解釈は押し付けないで、

聞いていても弾いていても新鮮で素朴に楽しめる内容にしたいかなあと。

 

こんな思いを抱きながら、指揮者として練習に出向いていましたが、

この曲は、どうやら楽団のメンバーには馴染むような感触です。

勿論、一筋縄ではいかない難しさも多々ありますが、

少なくとも、音楽の内容は充実の一途を辿りそうです。

 

なんて、書いておきながら、次の練習日ではヴィヴァルディの作品はしない予定。

他にも練習曲はたくさんありますからね。

 

<追記(2021.3.9)>

昨日のBlogに書いたヴィヴァルディの調和の霊感には作品3という番号があります。

なので、しばしば「Op.3-No.8」みたいな表記をすることも。

 

今日になって気が付きました。

昨日は3月8日。

Op.3-No.8

 

なんという偶然!

全然狙っていませんでしたので、今になって驚きです!

指揮者業務が再復活!

昨年11月、コロナ禍の状況だったために長く休止状態だった指揮者業務が復活していました。

その時のBlog記事がこちら。

hiratea.hatenablog.com

 

ところが、その後に新型コロナウィルスの感染拡大、緊急事態宣言が再発令ということもあって、

12月からの指揮者業務は再び休止状態となりました。

 

「もう指揮者業務をこなすことは出来ないのかなあ」と弱気になっていた私でしたが、

先月に緊急事態宣言が解除されたことにより、とあるギターアンサンブルは練習再開となりまして、

本日、練習に参加してきました。

ようやく、指揮者業務が再復活となった次第です。

 

今日のメニューは11月の練習でこなせなかった曲を3曲。

そして、11月の練習でこなした曲を1曲。

新しく練習した曲、1回目の練習なのに、もう仕上がりの予想図が思い浮かびそう。

簡単な曲ではないのですけれども、この後の進化が楽しみ。

 

更に嬉しかったのは、11月に練習した曲の内容。

前回の内容をほぼ忘れていなかったことが、とにかく嬉しかったのでした。

そりゃねえ、11月に練習して、その後は何も出来ないで今日の練習ですよ。

普通なら忘れてしまい、また最初からやり直しと思うものです。

なのに、ちゃんと蓄積されているものがある、これは嬉しいことですし、楽団の実力が付いてきた証拠なのでしょうか。

 

ところで、今後の練習日程は一応決まってはいるものの、

やはり感染状況によっては練習の遂行は困難を極める可能性があります。

なんとか無事に本番公演を迎えておきたいので、

これまでのシーズン以上に1回1回の練習日を大切にしていかないといけません。

楽団のみなさんの貴重な音楽の場所を、少しでも充実した時空間となれますよう、

指揮者である私は最善を尽くして練習をこなしていかないといけないと思っています。

と、堅苦しい文章を書きましたけれども、

私は理屈抜きに練習を楽しんでいますよ。

それだけ、音楽が出来ることが喜びであり、幸せなのです。

今日は喜びのあまりに興奮して、果たして眠りに付けるのかなあ?

労働に関する話題を2つ

昨日のニュースで、たまたま労働に関する話題が2つありました。

その話題の内容、ひとつはフリーランスの待遇改善のシンポジウム。

www3.nhk.or.jp

 

恐らく、フリーランスという言葉、昨年からよく耳にするようになったでしょう。

私もずっとフリーランスとして音楽活動をしてきましたので、全くの無関心とは絶対にいかないこと。

 

もうひとつ、これは残業時間のこと。

www3.nhk.or.jp

 

平均で124時間なんて、もしも自分自身が経験したら、間違いなくぶっ倒れるか、仕事を辞めるか、病気になるか?

最も長い職員の方で391時間なんて、果たして家に帰っているのかなあ?

 

そして思うこと。

ひとりひとりの働き手となる人間をもっと社会全体で大切に考えてほしいですね。

仕事が奪われることも辛いですし、労働過剰なのも辛いですし。

ブルッフの弦楽八重奏曲

昨年が没後100周年だったドイツの作曲家であるマックス・ブルッフ

彼の作品をこれまでに多く弾いてきた私ですが、

どうしても弾きたい曲の機会がありませんでした。

その曲、弦楽八重奏曲 変ロ長調 です。

 

この曲、恥ずかしながら数年前に、以下の動画を見て初めて知りました。

youtu.be

 

なんてかっこよく、素敵な曲なんだ!

しかも、コントラバスが入っている!

私にも演奏することが出来るなんて、嬉しい!

そして、2017年の兵庫県赤穂市で開催されたル・ポン国際音楽祭でこの曲を演奏していましたのを聞きに行きました。

あの演奏は素晴らしかった!

 

昨年、本来ならば、演奏の機会を自ら作ってでも取り上げて弾きたい曲だったのに、

新型コロナウィルス感染拡大の状況を受けて、身動きが取れない音楽家となってしまったのでした。

でも、きっと弾けるチャンスはあるはず。

そう思っています。

 

ところで、弦楽八重奏といえば、圧倒的にメンデルスゾーンの作品が思い浮かぶもの。

というか、あの編成の曲で、メンデルスゾーンを上回る作品を見つけることが極めて困難なこと。

だからなのか、弦楽八重奏をメインの演奏会に、ブルッフの作品を本来の編成にあるコントラバスをチェロに置き換えて演奏することがしばしば見られます。

うん?チェロ→コントラバスの置き換えケースは想定されますが、

コントラバス→チェロの置き換えケースですか?

チェロで演奏不可能な低い音はどうするの?

そんなことを思う私なので、実はこのコントラバス→チェロという置き換えは、懐疑的な見方をしていました。

「いやいや、この曲は絶対にコントラバスですよ!」なんてね。

 

ですが、昨年にこんな演奏に出会いました。

Twitter記事から貼り付けておきます。

 

この動画を見るには330円が必要でしたが、少々疑いの眼差しを持って、騙されたと思って見てみました。

いいですよ、330円なんて実に安い!

コロナ禍の状況、いろんなリモート演奏が出ましたが、

「どうやって演奏しているの?」

「本当にリモート演奏なの?」

というくらい、実に素晴らしい演奏でした。

第1楽章だけでしたが、この後の続きが聞きたいと思いましたし、

彼らの演奏を生で聞きたいとも思いましたし、

それに、いろいろと私自身も視聴して勉強になるところもたくさん。

これは実にいい体験でした。

これなら、コントラバス→チェロでも何の違和感もありませんでした。

 

コントラバスはチェロに負ける?

いやいや、勝ち負けの問題ではなく、演奏方法の可能性があるよとの話。

結局、私はいろいろと勉強したい、ただそれだけなのですよ。

モーツァルトを語ります

誤解を恐れずに書きます。

私、昔はモーツァルトが大好きでしたが、

今は演奏に対してとっても苦手意識が強いのです。

彼の作品を演奏するのは、年齢を重ねていくうちに、どんどんと怖くなり、難しさを痛感するようになってきたからです。

それに「モーツァルトはこう演奏しなさい」みたいな呪縛がいろいろとありましてねえ。

なかなか自由になれない自分自身がいるようなのです。

 

ただ、例外的に、彼の作品で気に入っている曲がいくつかあります。

それは昔に弾いたことのある曲なのですが、

その時の思い出が余程よかったのでしょうねえ、また演奏したくなっているのです。

 

今日はその中の1曲のことを語ります。

曲名は彼が書いたバスアリア「この麗しい御手と瞳のために」k.612

(イタリア語タイトルは Per questa bella mano)

この曲、バスのアリアですが、なんとコントラバスソロのオブリガートが入るのです。

ですから、事実上、この曲はソリストが2名です。

昔、2006年のいわゆるモーツァルトイヤー(生誕250周年でしたからね)で、ピアノ伴奏版で弾いたのですけれども、

この時の演奏が忘れられなくて、いい思い出になっています。

 

曲の詳しい解説は省略しておいて、

演奏上、極めて難しい問題があります。

「それ、チューニングの問題でしょ」との問いかけは、なかなかよく事情をご存知の方ですね。

それもそうなのですけれども、大きな問題は「音量」なのです。

 

私が2006年に弾いた場所は極めて狭い空間で、それもお客様は超満員の狭苦しい状況でした。

バス歌手とコントラバスの音量のバランスなどピアノ伴奏版ということもあって、まるで気にしなかったのですけれども、

これが原曲のとおりオーケストラがバックだと、コントラバスのパッセージはとっても聞こえにくいことに。

オーケストラが音量を抑えたとしても、バス歌手とのアンバランスな音量の差は解消されず。

 

これ、どうしたらいいのか?

答えが明確にあるわけではありませんが、

先日、こんな演奏をYouTubeで見つけました。

貼り付けておきますが、この曲の演奏は46分からです。

youtu.be

 

コロナ禍の状況だからこそ産まれた演奏内容ですね。

私が懸念していたソリスト同士の音量バランスは、かなり改善されていて、

(ただ、ひょっとしたら、録音の技術によることもあるかも?)

聞いていて気持ちがいいです。

古楽器オーケストラによる演奏ですが、これはモダンな楽器を弾いている私にも案外いいヒントとなる演奏と思いました。

面白い解釈も垣間見えましたからね。

こんな音楽を聴くから、また演奏したくなってしまうのですよ。

ということで、自宅でひっそりと練習をしておきます。

雛祭り

本日、3月3日は雛祭りです。

かつて勤務していた学校では、女子高校ということもあって、卒業式はこの日でした。

どんなことがあっても、この習慣は続くと思っていましたが、

ある年から突然変更、2月下旬になってしまいました。

トホホ。

 

ところで、昔から疑問に思っていたことが。

なんでこどもの日は祝日なのに、雛祭りは祝日にならないのか?

理由はあるようです。

そこのところはネットで正確な記事が出ていますので、そちらをご覧くださいということで。

 

それよりも、気になるのは、飾っている雛人形

いつ片づけるのがいいのかということ。

よく、いつまでも片づけないと、お嫁に行けなくなるなんて言われるからねえ。

 

お嫁に行けなくなるということはどうかはともかく、

今年は3月5日に片付けるのがいいそうです。

毎年、啓蟄の日に片付けるのがいいのだとか。

例年なら3月6日ですが、今年は暦の関係なのか、3月5日ということです。

 

以上、男兄弟に産まれ、雛祭りにはなんの関係もない、ただの男性のつぶやきでした。

 

雨の卒業式は避けたい

本日、雨模様。

なかなか本格的な雨です。

 

どんな時でもそうですが、雨で何かをしないといけないのは大変です。

野外でのイベントなど、本当に気になって仕方がありません。

ですが、この時期に気にすることは、やはり卒業式かと。

 

晴れていて、気温もそこそこ高くて、だったら非常に気持ちのいい卒業式となりますが、

今日のように雨模様だと、気分はやや沈みますし、服装が濡れて大変!

そうでもなくて、コロナ禍の状況、式典の在り方そのものにも気を使いますからね。

 

雨にちなんで、そんなことを思った次第。

そして、今日の雨を境に、またまた冬型の気圧配置となり気温が下がります。

体調管理は万全にしないといけませんね。

別に考古学ファンではありませんけれども驚きました

私自身、歴史の勉強は好きです。

日本史とか世界史とかに関わらず、昔のことを知ることは個人的に興味深く思っています。

ですが、そんなにマニアックな歴史ファンでもありません。

まあ、中学・高校の社会の教員免許を所持していることからも、教科としての社会科、地歴・公民科が好きなのですね。

 

ところで、いくら好きとはいえ、考古学は私にとってはかなり縁遠い分野。

この時代はやや苦手意識があります。

ですが、先日のイタリア古代遺跡ポンペイ近くで発見された約2000年前の馬車の発見は、本当にびっくりしました。

その記事は以下をご覧ください。

www3.nhk.or.jp

 

内心ねえ、「このニュース、ホンマかな?」なんて疑っていましたけども。

ニュース映像を見ても「これ、捏造してない?」なんて疑う私。

なんて根性が悪いのかと思われるでしょうが、

素直に見れば実に凄い発見!

実物を見てみたいのですけれども、今は無理か。

残念!

テレマンが残した変な曲

バロック音楽で連想される作曲家といえば、まずはバッハ、そしてヴィヴァルディ、ヘンデル、などと続きますが、

テレマンも忘れてはいけない大事な作曲家。

私自身は残念ながら、彼の作品を演奏することは非常に少なかったのです。

 

ところで、昔から知っている曲で、変な曲がありました。

コントラバス奏者なら「おっ!」と飛び付く作品でしょう。

ただ、曲名の日本語訳がいいものがないので、まずは原語であるドイツ語で示しますと

Grillen Symphonie G-dur TWV 50-1

となります。

 

Grillen とは?さあ、独和辞典で調べてみました。

Grille で調べると「コオロギ」が出てきました。

事実、この訳を使っているものもありましたが、そこで疑問。

「曲を聞いても、どこがコオロギなんだろう?」

なので、コオロギと解釈するのは違うような気がします。

 

次に出てくるのが「気まぐれ、むら気」

その次に出てくるのが「もの思い、気うつ」

曲を聴いていると、なんとなくですが「気まぐれ」といった感じが似合うような。

私が見たこの曲に関するサイトにも、気まぐれという解釈が書かれてあったので、

この際は「交響曲”気まぐれ”」とか、「シンフォニア”気まぐれ”」みたいなタイトルが普及しないかなあと思ったり。

 

さて、この曲の中身について、何が変なのかですが、

やっぱり編成に尽きます。

管楽器がフルート(ピッコロ)、オーボエ、シャリュモー(今ならクラリネットで代用かな?)

ここは別にそんなに変わったことではありませんが、

弦楽器はヴァイオリン2,ヴィオラコントラバス2、通奏低音チェンバロとチェロ)といった具合。

何?コントラバスが2本もいるのか!

 

そうなのです。

この2本のコントラバスというのが曲者。

どんな音楽なのか?

楽譜の購入先と演奏音源が一緒になっているサイトを貼り付けておきます。

www.snakewoodeditions.com

 

かなり昔、私はこの曲をCD購入して初めて知りましたが、

その時のタイトルは

「フルート、シャリュモー、オーボエと2台のコントラバスのための協奏曲」

だったので、楽譜を探しても見つからなかったのでした。

ようやく、正確な曲名がわかって、楽譜の入手先も判明。

これで気持ちはすっきり。

 

肝心の音楽はとってもわかりやすく、そして2台のコントラバスの扱いがとってもユニーク。

単純に楽しい気分になります。

この曲、弾いてみたいなあ。

3学期がほぼ終わりとなりました

非常勤講師として勤務している、とある学校、

授業はまだ続いていますが、

私の音楽の授業メニューはほぼ終わりとなりました。

 

今年度の学校教育は新型コロナウイルス感染の影響をまともに食らいました。

私が担当した中学3年生の授業をどのようにこなしていかなければならないのか、

大変苦労しました。

 

1年間の総括を考えましたが、すでに1学期2学期の総括を私のHPのコラムページに掲載しましたので、

今回は3学期編を書きました。

hiratea.jimdofree.com

 

お暇な時にお読みいただければ幸いです。

頂けると嬉しい粗品

ここのところ、どこかに出向いていろいろとお世話になると、

そこから何らかの粗品をいただくことがしばしば。

 

とあるところからは、あんまり生活に役立たないようなものを頂いて、ちょっと複雑な心境に。

 

また、とあるところからは、「これはもらって嬉しい」というものもいくつか。

その中から、今のご時世を表しているものも頂きます。

 

それは、ズバリ「マスク」!

マスクがなかなか手に入りにくかった頃に比べ、今はマスク入手には困りませんけれども、

やっぱり、これはもらえると有難いものです。

私も、粗品としていただいたマスクが数枚ありますけれども、

常時カバンの中に入れて、いつでも使えるように備えています。

 

果たして、マスクをしないで生活できる日常は、いつになったら戻ってくるのでしょうか?