当たり前のことですが、オーケストラにヴァイオリンは欠かせません。
想像できますか、ヴァイオリンのないオーケストラを?
でもね、実は数は少ないのですが、ヴァイオリンのないオーケストラの曲は存在します。
今日はいきなり、その曲の演奏動画を貼り付けます。
ブラームスのセレナード第2番 イ長調 がヴァイオリンのないオーケストラの曲。
この動画では、普段ヴァイオリンがいる座席の位置にヴィオラがいます。
私、この曲が昔から好きでして、いつかは演奏体験を持ちたいなあと思いながら、
でもその思いは実現に至っていません。
ブラームスの作品でも、演奏頻度は低い方ですし、
ヴァイオリンの人全員に「降り番(出番なし)ですよ」なんて伝えるなんて、そうそうあることではないですしね。
演奏に関わるチャンスはなかなか訪れません。
でも、この曲はなんだか楽しくさせてくれるだけでなく、
なんだか、あらゆるメッセージが込められているような気がします。
5楽章ありますけれども、曲全体に大きなストーリーが感じられる流れがあるような。
そうそう、ブラームスのセレナードは2曲あるのですが、
2曲ともそれぞれに違う味わいがあって、私は好きです。
2曲とも、ブラームス20代の頃の作品、溌溂としていますね。