学校の音楽の教員がしなければならない職務に
校歌指導があります。
新入生が入学して、その学校の校歌を覚えてもらうということが大切なこと。
ところが、コロナ禍ということもあって、校歌指導がここのところしっかりと出来ていませんでした。
私が非常勤講師として勤務している学校、今年度から歌の授業を復活ということもあって、
音楽の授業で校歌を取り上げることに。
それにしても、校歌は学校の建学の精神が盛り込められている歌詞が多いのが特徴。
そして、作詞作曲された時代背景が読み取れます。
私がかつて専任教諭として勤務していた学校の校歌は第2次世界大戦から数年後に出来たものだったので、古めかしさがあり、少し行進曲風だったかなあ。
現在勤務している学校、学校の歴史は古いのですが、現在使われている校歌が作曲されたのは、21世紀初頭と極めて新しいもの。
いわゆる校歌のイメージからは遠く離れた、どちらかといえば歌謡曲調な楽想。
この結果、この学校の生徒たちは歌詞もメロディーもすぐに覚えられるようです。
ちなみに、私が在学していた中学から大学まで、同志社系列の学校で10年間過ごしましたが、その校歌は英語による歌詞。
メロディーはしっかりと覚えていますが、歌詞はかなり忘れていますねえ。
勿体ない!