昨日、誕生日でした。
この年齢になると、誕生日なんて365分の1の感覚、
別に特別なことはないものなのですが、
昨日は違いました。
なんでかって?
昨日は、私が非常勤講師として勤務している学校の合唱コンクール予選でした。
1日、会場のホールで審査員やら事前の発声練習をしたり、審査発表の前には講評をしたり、忙しい1日でした。
それにしても、こんな偶然があるのでしょうか、
合唱コンクールの日が誕生日だなんて、
音楽教育者としましては、絶好のバースデープレゼントとなってしまったのでした。
しかも、私は事前に合唱コンクール予選の日が誕生日であることを生徒たちに告げてしまったために、
生徒たちからは至る所から「お誕生日おめでとうございます!」なんて叫ばれて、
しかも予想をはるかに上回る素晴らしい演奏をずっと聞くこととなり、
私は何度涙腺崩壊を防ごうとしたことか!
いやねえ、泣いてしまうと、審査が出来なくなってしまいますからねえ。
でも、音楽教育者としては、それだけ感動の連続だったのでした。
コンクール終了後は学校に戻って、クラブ指導。
今日の午前中に校内イベントで演奏、そして明日から2日間の文化祭演奏があるからです。
そりゃ、しんどいなんて言っていられません!
帰宅したのは午後9時くらい。
ちゃんと、バースデーケーキとプレゼントがありました。
これも、嬉しかったなあ!
そして、風呂に入って、湯船に浸かっている時に、緊張の糸が切れたのか、ほろっと涙を流していた私でした。
結局、泣いてしまった、涙もろい私でした。
今までの誕生日の過ごし方で、当日が公演本番だった時は、本番中に「♪Happy Birthday to you~」なんて演奏があって、感激したことがありましたが、
これは音楽家らしい過ごし方。
これも素敵な思い出でしたが、
昨日も生涯忘れることのできない誕生日となりました。
さあ、これを書いた後には、仕事に戻って、文化祭準備です。