昨年、こんなBlog記事を書いていました。
この時、ベートーヴェンが書いた劇の付随音楽「シュテファン王」の序曲について書きました。
私、昔から結構気になっていた作品だったのでした。
実は、この時に、私が非常勤講師として勤務している学校で指導しているクラブのために、編曲をしていました。
このクラブが先月に出場したコンクールのための編曲でした。
6月に文化祭で校内での演奏を披露していますけれども、
対外的には、先月のコンクールが初披露。
指揮者は勿論、私です。
編曲はなかなか苦労の連続。
指導クラブの編成や部員たちそれぞれの力量を考えながらの、
実に様々な制約がかかっての編曲作業。
ただ、実際に音に出してみると、あらあら、部員たちは大変気に入ってくれた様子。
嬉しかったですねえ。
おかげさまで、コンクールまでの練習期間、飽きることなく取り組めましたね。
そういや、今までもいろんなベートーヴェンを演奏した私ですけれども、
「ベートーヴェンに飽きた」みたいな経験はなかったなあ。
ということで、私のサイトで楽譜販売を開始しました。
まあ、あまりにも特殊な編成ですので、
受容があるのかははなはだ疑問ですけれども、
しかも、私は未だに手書きで楽譜制作をしている時代遅れな人ですけれども、
先月演奏してお蔵入りというのも、編曲者としては勿体ないので、
勇気を持ってアピールすることとしました。
以下のサイトからご覧ください。