あまり公にしていなかったことですが(といって、別に隠さなければならない理由もなかったのですけども)、
中学生の3年間、クラシックギターを弾いていた時期がありました。
あんまり上手にならなかったのと、
右手の爪を伸ばさないと弾けないため、ピアノを弾くには邪魔で、
よく当時のピアノの先生には怒られていました。
結局、高校生になったらギターは止めてしまいました。
でも、弾いていたからか、なんとなくギターの音楽は好きでした。
そして、極めて珍しい作品の楽譜をかなり以前に入手していました。
その作品、昨年亡くなられましたドイツの作曲家で指揮者だった、
ヘルベルト・バウマン(Herbert Baumann 1925-2020)が1979年に作曲した
(
ヴィオローネ、これを説明するのは大変なので、以下のものでご勘弁を。
ただ、現実的には、コントラバスでの演奏がもっとも近いと考えられます。
作曲者の指定では、チェロでもファゴットでも構わないとのことですが、
楽譜に書いてある運指はコントラバスのものでしたので、
私はコントラバスとギターの二重奏と捉えています。
さすがに知名度のない埋もれた作品ですので、演奏動画を貼り付けました。
この動画、作曲者から献呈された演奏者自身のもの。
チャンネル開設者もその演奏者でした。
私自身、近年はギターアンサンブルの指揮者としての活動もしていますから、
クラシックギターの存在は身近なものです。
ギターのパートは簡単な音楽ではありませんけども、演奏してみたいなあと長年思っていました。
いつになることやら。