コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

昔、クラシックギターを弾いていました

あまり公にしていなかったことですが(といって、別に隠さなければならない理由もなかったのですけども)、

中学生の3年間、クラシックギターを弾いていた時期がありました。

あんまり上手にならなかったのと、

右手の爪を伸ばさないと弾けないため、ピアノを弾くには邪魔で、

よく当時のピアノの先生には怒られていました。

結局、高校生になったらギターは止めてしまいました。

 

でも、弾いていたからか、なんとなくギターの音楽は好きでした。

そして、極めて珍しい作品の楽譜をかなり以前に入手していました。

その作品、昨年亡くなられましたドイツの作曲家で指揮者だった、

ヘルベルト・バウマン(Herbert Baumann 1925-2020)が1979年に作曲した

「ギターとヴィオローネのための序奏とアレグロ

Introduktion und Allegro für Gitarre und Violone

 

ヴィオローネ、これを説明するのは大変なので、以下のものでご勘弁を。

ja.wikipedia.org

 

ただ、現実的には、コントラバスでの演奏がもっとも近いと考えられます。

作曲者の指定では、チェロでもファゴットでも構わないとのことですが、

楽譜に書いてある運指はコントラバスのものでしたので、

私はコントラバスとギターの二重奏と捉えています。

さすがに知名度のない埋もれた作品ですので、演奏動画を貼り付けました。

youtu.be

この動画、作曲者から献呈された演奏者自身のもの。

チャンネル開設者もその演奏者でした。

 

私自身、近年はギターアンサンブルの指揮者としての活動もしていますから、

クラシックギターの存在は身近なものです。

ギターのパートは簡単な音楽ではありませんけども、演奏してみたいなあと長年思っていました。

いつになることやら。