コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

演奏会の模様を個人的側面からレポート

本日、映画音楽の公演に出演してきました。

 

映画音楽に特化した演奏会、

コントラバスはいつものように私一人。

なので、コントラバスに与えられた譜面は全部一人で弾くことになります(当たり前!)

ただねえ、奏者が何人もいたら、ちょっとはペース配分が楽になるのですが、

そうはいかないのが、こちらのオーケストラでの演奏。

そして、このジャンルに特有なのが、Pizzicato奏法(指で弦をはじく奏法)が通常のクラシック音楽の曲よりも格段に多いということ。

普段、このジャンルの音楽や、ジャズなどの奏法をしない(いや、出来ない私)ので、

数日前から右手人差し指に水膨れが発生してしまいました。

昨日の練習でさらに膨れ上がったのでした。

 

これはまずい、ということで、今日は中指も多用して弾こうとしたのですが、

今度は中指にも水膨れが。

「仕方がないなあ」と私は弾きにくいし、痛いけれども我慢で弾くことに。

 

前半のプログラムが終了したら、人差し指の水膨れは赤くなって巨大化してしまいました。

そうです、血が出ていました。

ただ、内出血の状況なので、まだ楽器に血が付いたりということはなかったのでした。

「どこまで、我慢できるかなあ?」と思いながらも後半も弾いていました。

 

終演後の写真、Twitter記事にしました。

少々グロテスクな写真なので、閲覧注意です。

 

大変なことになっていました。

これで、しばらくはコントラバスの練習、Pizzicato禁止です。

ピアノも左手で演奏される作品だけを練習ですかねえ。

でも、本番はとても楽しい時間でしたし、

もう2年ほどお世話になっているオーケストラですけれども、

今回、メンバーみんな大変だったのに、凄い頑張りに感激です。

いいオーケストラになってきましたね。