昨年、ある作曲家がメモリアルイヤーだったのに、全く気にしたことがなかった人物がいました。
昨年が生誕100年でした。
リゲティの詳細なプロフィールはWikipedia記事で紹介します。
昨年、気にしなかったのは、なかなかの現代音楽で、きっと演奏する機会はないだろうと思っていたから。
ところが、最近になって気になる作品が出現。
それは、彼が書いたピアノ協奏曲。
いきなりですが、演奏動画を貼り付けておきます。
一言でいえば、まるでロックなスタート。
途中、不思議な音響の世界もあり、
複雑で一筋縄ではいかぬ難解さはありますけれども、
曲を聞いた私の感想は「これ、上手く演奏したら面白いんじゃないかな?」というもの。
ところで、ここ数年、京都府京田辺市に出来た小さなプロオーケストラの公演に出演している私ですが、
毎年ピアノ協奏曲を演奏する企画があります。
まあ、どうしてもこういった現代音楽は敬遠されますけれども、
関わっているオーケストラの編成が1管編成ということもあって、
個人的には「こんな作品も演奏したら案外いいのかもしれないなあ」と感じてしまったのでした。
まあ、絶対に実現することはないのでしょうけれどもね。