来月15日に以下の公演に、私はオーケストラの一員としてコントラバス奏者で出演予定。
例年は8月に開催されていた行事でしたが、今年は9月開催。
毎年、いろんなピアノ協奏曲が演奏されますが、
中には「え、そんな曲するんだ!」みたいな驚きを覚えることもありまして、
ドヴォルザークのユーモレスク、実は8曲あるのですけれども、圧倒的に第7番が有名。
クライスラーなどによるヴァイオリン編曲版がよく演奏されますけれども、
原曲はピアノ独奏。
今回演奏するのは、その第7番。
ここでは、ピアノ独奏による演奏動画を貼り付けておきます。
先日、この曲のオーケストラ伴奏の楽譜が送られてきたのですが、
楽譜の調号を見て、驚いてしまいました。
「そうか、変ト長調なのか」
変ト長調、この調性はオーケストラ奏者にとっては、譜読みも困難、弾きにくさもあるかなあ?
だって、こんな調号ですよ。
♭が6つもあると、めまいが起きそうです。
なぜかって?答えは簡単「ふらっとする」からです。
なんて駄洒落を言っている場合ではないのですが、
オーケストラ奏者にとっては厄介な調性でも、
ピアニストにとったら、実は弾きやすい調性なんだとか。
そうそう、鍵盤に上手く手が乗せることが出来て、演奏がスムーズなんだとか。
黒鍵に人差し指から薬指まで置けますから、その点が演奏効率のいい点なんでしょう。
さあ、今回のピアノ独奏とオーケストラとのコラボレーション、どんな演奏になるのでしょうか?
勿論、オーケストラは弾きにくくても、ちゃんと演奏しますよ!