コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ピアソラは今年生誕100周年

アルゼンチンタンゴの革命児とも呼ばれる、アストロ・ピアソラ

今年で生誕100周年だとか。

タンゴなんだけど、クラシックやジャズの要素が組み込まれていることから、

広く親しまれて演奏されていることはご存知のとおり。

有名な作品も多く、私も彼の作品の関わりは多くありました。

 

ところで、彼の作品で昔から気になっていた曲が。

それは、あまり演奏される機会が少ない曲でして、

その曲名は「言葉のないミロンガ」です。

 

ミロンガ、Wikipediaによれば、

アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル南部の音楽のジャンル、その音楽で踊られるダンス

とのこと。

また、「歌詞」とも意味するのだとか。

その意味から考えれば、「言葉のないミロンガ」とは

「歌詞のない歌」みたいなものか?

いわゆるヴォカリーズのことを指すのでしょうか。

実際、私が所有している楽譜はメゾソプラノとピアノのもの。

 

ということで、なんだか弾いてみたくなった私は、コントラバスとピアノで置き換えて弾いてみたのでした。

youtu.be

 

暗い曲想ですけども、コロナ禍の今の時代に何か訴えたいメッセージが込められているような気になってしまう私。

お暇な時にご覧いただけますと幸いです。