今年で生誕100周年だとか。
タンゴなんだけど、クラシックやジャズの要素が組み込まれていることから、
広く親しまれて演奏されていることはご存知のとおり。
有名な作品も多く、私も彼の作品の関わりは多くありました。
ところで、彼の作品で昔から気になっていた曲が。
それは、あまり演奏される機会が少ない曲でして、
その曲名は「言葉のないミロンガ」です。
ミロンガ、Wikipediaによれば、
アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル南部の音楽のジャンル、その音楽で踊られるダンス
とのこと。
また、「歌詞」とも意味するのだとか。
その意味から考えれば、「言葉のないミロンガ」とは
「歌詞のない歌」みたいなものか?
いわゆるヴォカリーズのことを指すのでしょうか。
実際、私が所有している楽譜はメゾソプラノとピアノのもの。
ということで、なんだか弾いてみたくなった私は、コントラバスとピアノで置き換えて弾いてみたのでした。
暗い曲想ですけども、コロナ禍の今の時代に何か訴えたいメッセージが込められているような気になってしまう私。
お暇な時にご覧いただけますと幸いです。