先日、レッスンに通われていますお弟子さんから、こんな依頼が。
「シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」の他に曲を探している。同じ編成でお薦めは?」
いろいろと細かなリクエストを聞いて、次の曲を紹介しました。
その曲、ヘルマン・ゲッツ/ピアノ五重奏曲 ハ短調 Op.16
結局、私のお薦めにより、そのお弟子さんが参加されていますグループで、その曲を練習することに。
ということで、レッスンでも、その曲を取り扱うことが。
そのレッスンの時間がとても楽しみな私。
なんたって、ブラームスに近いムードがある作品ですからねえ。
ところで、ヘルマン・ゲッツって誰やねん?
以下のWikipedia記事で説明ということで。
近年は注目が集まっているゲッツですけれども、一般的な知名度はまだまだの作曲家。
そして、わずか36年に満たない生涯というのが惜しまれるもの。
そして、私は別のことを思ったのでした。
「コントラバスが入ったピアノ五重奏って、他にいい曲はないのかなあ?」
私自身、これまでに超名曲で知名度抜群のシューベルトの「鱒」は何度も弾いてきています。
確かに、本当に素晴らしい曲で、弾いていて幸せになりますが、
「鱒」だけではねえ。
調べてみたら、結構いろいろとあるじゃないですか。
IMSLP(Petrucci Music Library)のリストを見たのでした。
この中で「これは是非とも弾いてみたい!」と強烈に思った曲がひとつ。
その作品については、後日触れることとします。