今年生誕100周年のアストロ・ピアソラ、
アルゼンチンタンゴのファンのみならず、クラシック音楽ファンにも愛好家が多く、
私のようなクラシック音楽が専門の立場でも、しばしば演奏の機会があるものでした。
そういえば、コロナ禍の状況になって、ピアソラの作品を2曲動画配信しました。
でも、肝心な作品のことを忘れていました。
それは、コントラバスの重要なソロピースである「キチョ」。
この曲、ピアソラと演奏活動をしたキチョ・ディアスというコントラバス奏者のために書かれたのだとか。
本来なら、アルゼンチンタンゴの編成(バンドネオン、ピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス)で演奏されるところ、
コントラバスとピアノの版も存在します。
かなり昔に私は一度だけ演奏したことがあるのですが、
あの頃はまだいろんな意味で若かった!
今、演奏したら、果たしてどんな感じになるのかなあと思い、
無謀ながらも演奏動画を作成した次第。
以下がその動画です。
いや~、いろんな意味でリモート演奏は難しい。
やっぱり、生演奏で弾きたいものです。
これを機会に、この曲を再びどこかで弾いてみてもいいかなあと思っています。