私は眼鏡をかけています。
今の眼鏡が5台目。
2年前から今の眼鏡でして、これがなかなかいい掛け心地でして、大変気に入っています。
気に入っているのは、音楽をするときの快適さにもあります。
楽譜を見るとき、以前までの眼鏡だと眼鏡がずれて、結局はフレームの外から楽譜を見ることがしばしば。
オーケストラで指揮者を見るのにも、フレームの外や内で重なってしまい、
「お前は指揮を見ていないじゃないか」なんて疑惑を掛けられそうにも。
ですが、現在使用の眼鏡は、そんな不快な思いはかなり減少。
ということで、私は音楽をする場合も眼鏡は必須条件。
コンタクトレンズにするつもりはありません。
話は一気に飛びまして、ある曲のこと。
昔からベートーヴェンの「2つのオブリガート眼鏡付き二重奏曲」が気に入っていました。
ヴィオラとチェロで演奏されるのですけれども、
いつかは弾いてみたいと、チェロをコントラバスで弾いてみることを自宅でしていました。
まあ、チェロでもとっても難しい曲ですけれども。
そして、この曲、よく演奏されますけれども、
曲名をよく読みましょう。
「オブリガート」とは、この場合「必須の」という意味になるはず。
となると、この曲を弾く場合は、演奏者は眼鏡をかけて演奏することが「義務付けされる」べきなのです!
なのに、世の中の演奏者たちはこのことをちゃんと守っていない!
演奏者2人はベートーヴェンの指示に従い、視力に問題がなくても眼鏡をかけて演奏しなければならないのに!
いやいや、冗談ですよ。
そんなことに目くじら立てて怒っても意味ないですね。
さて、音楽そのものは軽妙で楽しいですよ。
第3楽章が断片しか残されていないので、第1楽章しか演奏されないケースが多いのですけれども、
第2楽章のメヌエットも素敵な楽章で楽しい音楽。
そこで、以下の動画は第1楽章と第2楽章が演奏されているもの。
演奏者は眼鏡を掛けてはいませんけれども。
コントラバスで置き換えるのなら、第2楽章は余裕がありまして簡単。
ならば、演奏するなら第2楽章のみにしようかな?
(嘘です、ちゃんと第1楽章も弾きます)