コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ

昨日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。

 

現在練習している曲の中で、私にとって大変懐かしい曲がありまして、

実は、その曲の解釈に少々こだわりを持って練習をしています。

その曲、バッハのオルガン曲「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV645 のこと。

 

私が中学から高校にかけて通っていた中高一貫の私立学校、

キリスト教主義の教育に基づいたものでしたので、

礼拝というものがありました。

礼拝が始まる前、オルガンの先生が奏楽として、よくオルガン曲を演奏されていたのを覚えています。

その中で、この曲が演奏されていたことも多くありました。

当時の私は、それが誰の作品のどんなタイトルだったのか、全く関心がなかったのでしたが、

不思議と耳は覚えているものでした。

 

このオルガンの曲、実はカンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」の第4曲 コラール「シオンは物見らの歌うの聞けり」からの編曲。

そこで、オルガンのものと、カンタータの原曲の2つの演奏動画を貼り付けておきます。

<オルガン BWV645>

youtu.be

 

カンタータ第140番>

youtu.be

 

今回、この曲を練習するということを、私としては大変懐かしく思い、

同時に、しっかりとした勉強をして、私自身の解釈を深めたいと思う次第。

あと半年、深淵なる音の世界を追い求めていきたいと思っています。

今のところ、出来は上々です。