コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ピアノトリオと共演したい

2019年、私はベートーヴェンの「ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲」の演奏体験を持ちました。

(曲名が長いので、以下「トリプルコンチェルト」と表記します)

この曲、ソリストがタイトルのとおり3人、

私が演奏体験を持った時は、ソリストピアノ三重奏団を組んでいるメンバーでしたので、

演奏内容はとっても室内楽的、私は貴重な体験をさせていただき、とても嬉しく思ったものでした。

 

あれから、他の作曲家のトリプルコンチェルトの存在を追うようになった私、

編成は結構大きいのですが、カゼッラの作品や、パウル・ユオンの作品なんかを知るように。

そして、今年の春に東京で次の曲が演奏されるということを知りました。

その曲、マルティヌーの「ピアノ三重奏と弦楽のための協奏曲 H231」

まず、マルティヌーのことを知るにWikipediaの記事を貼り付けます。

ja.wikipedia.org

 

実は、この編成でのトリプルコンチェルト、なんと2曲もあるのだとか!

作品番号のH231の演奏動画は静止画面での演奏が聞けました。以下に貼り付けておきます。

youtu.be

 

そして、こちらが作品番号H232のもの。

こちらはちゃんと演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

お、どちらもユニークで面白いじゃない!

その分、演奏者はなかなか難しいことは否めませんけれども。

気に入った私は、実演を聞きたいと自分のスケジュールを確認してみて、

そしたら全然無理で、東京行きを諦めたのでした。

 

マルティヌーの作品の中でも、この曲は極端に演奏頻度が低いのですけれども、

もっと取り上げられてもいいのになあ。

そうそう、コントラバス奏者としても演奏体験を持ちたいものですけれども、

ソリストをしてくれるピアノ三重奏団が出てくれるのか、そこがネックなのでしょうか?