私が非常勤講師として勤務している学校、
今日は中学3年生の授業で、スメタナの交響詩「ブルタバ(モルダウ)」を学習。
名曲中の名曲ですが、念のためにWikipediaの記事を貼り付けておきます。
(ただし、連作交響詩「わが祖国」のページです)
ところで、往年のクラシック音楽ファンなら、ほとんどの人が「モルダウ」と認知していたはず。
このモルダウ、ドイツ語読みで川の名前。
これは作曲同時、チェコはオーストリア=ハンガリー帝国の支配下だったため、チェコ語の使用が禁止されていて、やむを得ずドイツ語表記によるタイトルを付けたとのこと。
でも、近年はなるべく現地の原語で表記すべきとの流れがあり、
この曲も、チェコ語による表記で「ブルタバ」あるいは「ブルタヴァ」と呼ばれるように。
実際、勤務している学校の中学校音楽の教科書には「ブルタバ(モルダウ)」と書かれていました。
こうやって、お馴染みの曲名も変化していくのでしょうかね。
時代の流れですね。