今日の私は、とあるアンサンブルの練習日に参加、指揮者業務でしたが、
今日がベルリンの壁が崩壊してから35年という節目の時なので、
ここではそのことに触れたいと思っています。
というのも、この時期になると、あるCDをどうしても聞きたくなってしまうのです。
1989年11月12日、ベルリンで開催されたベルリンフィルによる特別公演のライブ録音。
その曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と交響曲第7番。
指揮とピアノはダニエル・バレンボイム。
この公演の模様は1989年当時のニュースでリアルに知っていた私は、
連日のベルリンからの報道で興奮していただけでなく、
ドイツ語を勉強し始めていた私にとって、どうしても壁を見てみたいと思っていたものでした。
そして、そのCDを後日購入していた私でした。
現在はなかなか入手が困難ですが、
ベルリンフィルのデジタルライブコンサートから視聴が出来るようです。
本当に凄いの?と思われてはいけないので、公演終了間際のライブ録画の演奏動画を貼り付けておきます。
今日出向いたアンサンブルの練習場には車で移動していますので、
このCDを久しぶりに車の中で運転しながら聞いたのですが、
なんとなく当時の興奮が思い出されてしまいます。
こういう時の音楽はやっぱりベートーヴェン!
ところで、明日は以下の公演に出演します。
明日もベートーヴェン、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」ほかを演奏予定。
少しだけ、ベルリンの壁が崩壊してから35年を感じて弾きますかね?
当日券はあるとか。
ご来場をお待ちしております。