現在、週1日月曜日に非常勤講師として音楽の授業をしている私。
現在、中学3年生の授業を担当。
コロナ禍の状況により、クラス定員も47名と多く、音楽室の環境もあって、
実は文部科学省からの指針どおりに、声楽やリコーダーを含む管楽器の実習を取りやめています。
出来ることは、音楽史とか音楽鑑賞とか理論とか、そしてリズム学習とか。
毎回、いろいろとネタを探すことが大変な状況です。
何気にインターネットでいろいろと調べごとをしていると、
思わず「これだ!」と飛び付き、昨日の授業ではそれを使用しました。
私が利用したコンテンツは、
クローズアップ現代「音楽にすべてをささげて 左手のピアニスト 舘野泉」
放映時間が26分、番組後半のインタビューが10分弱だったので、
これを割愛することも考えたのですが、
舘野さんの生き様を感じてもらうことも必要と考え、
番組全てを生徒たちに観てもらいました。
今回の授業、音楽の授業のようで、まるで道徳の授業のようなもの。
私のような人間性で道徳教育なぞ扱ってはいけないとも思うのですが、
道徳の側面は私からはあまり多くを語りらず、
生徒たちには感じたままの感想を書いてもらうことに。
そして、これをきっかけに、私自身の左手のピアニストに対する興味が再び湧いてきたのでした。
以前、私のHPにコラムを4つも連続で書いていたぐらい、左手のピアニストというカテゴリーには並々ならぬ関心があったのでした。
コラムの文章は以下のとおり。
vol.10 左手のピアニスト~その1~ - コントラバス奏者 平田昭浩
vol.11 左手のピアニスト~その2~ - コントラバス奏者 平田昭浩
vol.12 左手のピアニスト~その3~ - コントラバス奏者 平田昭浩
vol.13 左手のピアニスト~その4~ - コントラバス奏者 平田昭浩
生徒たちがどのように感じたのか、そこは省きますが、
私としては「見せてよかった」と思うものでした。
出来れば、左手のピアニストとして活動している方をお招きして、
生徒たちには生で見てもらうことに意義があるのですけどもね。
実現出来るかなあ?