先日、NHKBSにて放送されていますプレミアムシアターを見ていた私。
実は、「モーツァルトとマンボ」という番組のタイトルを見ても
「は~、なんじゃこれ?」みたいな気分。
どんな音楽番組の内容なのか、タイトルだけでは全く想像が出来ない私。
だってねえ、モーツァルトとマンボ、これだけでは何の関係があるのか、理解が出来なかったのでした。
ベルリンフィルのホルン奏者のサラ・ウィリスさんがキューバに?
キューバのオーケストラと共演?
なぜ?みたいなことのオンパレード。
極めて懐疑的な気分で番組を視聴。
最初に演奏会に向けてのドキュメンタリー。
ここで、この演奏会のプロジェクトに深く感銘を受けて、食い入るように番組を見ていた私。
「これは凄い!そして、思いっきり楽しい!」
そんな感触で、私はもう感激。
その後は演奏会の模様。
こんなにも、モーツァルトが楽しいんだと思ったことはなかったかもしれない私。
いや、別の楽しみなのか、あるいは音楽の本質的な楽しみなのか?
理屈はわからないで、その点の整理はまだ出来ていない私ですが、
モーツァルトからマンボに演奏が流れる時間の費やしには、全く違和感なく感じました。
楽しくて、そして感激して、気が付けば目頭が熱くなっていた私。
おっと、CDが出ているではありませんか!
このCDをドライブで聞くと、間違いなく気分はいいでしょうねえ。
そして、苦手意識が残っているモーツァルトに対して、少しは気持ちが入るようになるかもしれませんね。
勉強になった?
勿論、大変勉強になったのですけれども、私自身のこれまでの音楽観に対してショックを与えるインパクトは絶大でした。
この番組、素晴らしいものでした。