8月15日の終戦記念日にNHK-BSにて放送された「クラシック俱楽部」
テーマは太平洋戦争で若くして亡くなった作曲家・尾崎宗吉の作品を特集していました。
放送からもう日にちが経ってしまいましたが、録画していたものをようやく視聴しました。
将来を嘱望されながらも、戦争という悲劇のために命を落とすということは、
実に悲しいことであり、とても残念なことです。
そんな彼の作品、現存する作品数は非常に少ないのですが、
番組では多くの室内楽作品が演奏されて、
資料的にも大変貴重なものと思いました。
番組最後に演奏されたチェロとピアノのための作品「夜の歌」
この作品を聞くのは、現在のウクライナ情勢が脳裏に浮かび、
聴いていることそのものが辛い心境になりましたが、
逆に大変貴重な作品にもなると感じた次第。
楽譜も入手できるようなので、
これをコントラバスでも弾いてみようかなあ?
他にも興味深い作品ばかりでした。
作品としてもしっかりとしたものばかりなので、
もっと広く演奏されてもいいのになあ。
彼の作品を演奏すること、すなわち平和を願うということでもありますからね。