オッリ・ムストネン
または、オリ・ムストネン
いやいや、オリ・ムストーネン
などなど、いろいろと名前の呼び方があるようですが、
彼のことを詳細に語るのは、Wikipedia記事を紹介することでお許しを。
彼のこと、2009年に来日してNHK交響楽団を指揮した際に初めて知りました。
ピアニストであり指揮者であり作曲家というマルチ音楽家ということに興味を抱き、
当時放送の番組「N響アワー」で演奏を聞きました。
ムストネンが作曲した作品を彼自身が指揮をしたり、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲ニ長調 Op.61a を弾き振りしていたりと、
なかなか面白い内容だったことを記憶していました。
実は、彼のこと、その時以来すっかりと思い出すことはなかったのですが、
彼の作品が今年の夏に日本で演奏されたという情報を知り、
再び関心を抱くように。
その作品、九重奏曲第2番というもの。
編成はヴァイオリン4,ヴィオラ2,チェロ2,そしてコントラバスの9人。
文字だけで説明するのは大変だ、こうなったら演奏動画を貼り付けます。
私、一気に気に入りました。
確かに一筋縄ではいかない難しさが演奏者にありますし、
聴き手も聞くには少々難しく感じることもあるでしょうが、
聴けば聞くほど、私には作品の魅力にハマっていきました。
さて、作曲者は現在もバリバリに活躍されていて、
こういう作品を入手するのは困難なのかと思われがち。
調べてみると、ドイツのショット社からレンタル譜で取り扱っているようです。
あ~、弾いてみたいけれども、出来る見込みはないような気もしてねえ。
どうなることか?