本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。
今日の練習で少しこだわったところがありました。
それは、同じ音程の音は同じ音量では弾かないということ。
例えば、「♪ミ|ララララ」みたいに同じ音程が4回続いたメロディがあったとします。
そうすると、どうしてもクラシックギターのような撥弦楽器だと、
単調な調べになることが多い傾向にあると思います。
そこで、私は練習中に理屈で説明をしますけれども、
実際に私が歌って、弾いてほしい内容をリクエストします。
そうすれば、フレーズも作れますし、歌心がついたパッセージになってきます。
この練習方法、今日は効果抜群でした。
至る所で、この同じ音程のパッセージが生命力の付いた音に聞こえてきました。
あとは、メロディではない、伴奏のパッセージでもそういったことが出来てくると、
音楽はより魅力が増してくると思うのですが、
果たして、そこまでの余裕が出てくるのか、今後の練習に期待したいと思っています。