3年前のBlog記事に、こんなものを私は書いていました。
とても編成がユニークだし、
コントラバス2本がコンチェルトのように目立つし、
曲想も楽しい調べだし、
ずっと演奏出来ないかなあと祈るばかり。
その祈りは、未だに実現できないのですけれども、
先日、この曲の素敵な演奏動画を見つけてしまいました。
古楽器の演奏、私の昔のイメージでは、その時代の音楽を再現することに重点が置かれた、アカデミックなアプローチとの思い込みがありましたけれども、
こういった演奏を聴くと、アカデミックでもあり、そして自由に音楽を楽しんでいる様子、
最近の私は、こういった傾向に趣向が傾いているようです。
とても素敵な演奏なので、みなさんに紹介したく思った次第です。
演奏者は10名のこの演奏動画、
奏者一人一人がとても自発的だし、
通奏低音がチェロではなくファゴットというのも音の色彩が楽しいし、
2本のコントラバスを第1楽章途中にカデンツァを入れて演奏させたり、
第2楽章にチェンバロを活躍させたり、
大変勉強になりました。
この曲、普及してほしいなあ。